重賞レース直前情報
■2020年01月06日
第19回トウケイニセイ記念(水沢)

1月6日(月)に水沢競馬場にて、第19回トウケイニセイ記念(1600メートル・15時15分発走予定)が行われます。今年は12頭立てですが、そのなかでトライアルの白嶺賞に出走していた馬は1頭だけ。前走が条件クラス、そして過去にはほとんど例がなかった“前走の所属が岩手以外”という馬が多く含まれるメンバー構成になりました。となると、かなりの混戦になるのは必至。手広く構えるほうがいいかもしれません。

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    過去の傾向
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実施されなかった昨年を除く過去5年の結果をみていく。一昨年は3→2→7番人気の順で決まったが、それ以外の年は1番人気馬が連対。6年前の2着馬が9番人気だったが、それ以外の連対馬はすべて5番人気以内となっている。3着内馬はすべて、前走が12月中旬以降(取止め、取消などで出走できなかった馬は除く)。通算7から9勝という馬が1から2頭連対している。今年は該当馬が少ないが、2走前までに岩手の重賞で連対していた馬が1から2頭連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ハイパーチャージ 10月に盛岡のマイル戦で2勝を挙げたが、最近2戦は重賞でいまひとつ。それでも差し脚が使えるタイプだけに、今回も展開次第になるだろう。

マリーグレイス 2歳時に芝の若鮎賞で初勝利を挙げて以降が苦戦続きだったが、昨年11月以降に一変して3連勝。今回は相手が強力だが、ここも先手を取って粘りたいところだ。

センティグレード 岩手移籍後に挙げた4勝は、すべて水沢でのもの。今回も堅実に差を詰めてくる脚を発揮できれば、善戦以上が狙えるだろう。

マーブルフラッシュ 岩手では21戦のうち19戦が5着以内で、残る2回も6着。絆カップと白嶺賞は5着でも、善戦傾向があるタイプだけに、ここでも侮れない存在といえる。

ヤマニンボアソルチ 昨年9月の青藍賞では大敗したが、それ以外では大崩れが少ない成績。前走は先手を取れずに2着だったが、今回も逃げられるかどうかが課題だろう。

パンプキンズ 東北優駿とダイヤモンドカップを制したが、9月以降は善戦までという成績。水沢のマイル戦なら見直せるが、前走の白嶺賞が出走取消だった影響は気にかかる。

ブルージェット 大井で7勝を挙げたが、昨春以降は苦戦続き。今回は移籍初戦という点も課題になるが、今年の顔ぶれなら地力で通用するかもしれない。

マツリダレーベン 過去の4勝はすべて盛岡の芝コースで、ダートでは2歳夏の離れた3着が最高着順。前走は休み明けでも後方のままでは、ここで一変するとは考えにくい。

レッドダニエル JRAで1勝を挙げ、兵庫で2勝を追加して、岩手では7勝。しかしA級ではひと押しに欠ける成績で、今回も善戦以上までは見込みにくい。

マッサンゴールド 3歳時に岩手の下級条件で3勝を挙げ、その後は南関東で10勝をマーク。しかし最近は苦戦続きで、今回は再転入初戦で距離延長という点も心配だ。

そのほか、スカイサーベル、サンエイリシャールが出走する。

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   レースの狙い
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低調な顔ぶれなら、水沢で差し脚が安定しているセンティグレードが狙えそう。マーブルフラッシュはひと押しに欠けるが、メンバー的に好位差しが届く可能性がある。パンプキンズは取消明けだが実力的に無視できない存在。ハイパーチャージは展開ひとつで上位争いに加わる可能性がありそうだ。ブルージェットは比較が難しいが、ここなら通用の可能性がありそう。マリーグレイスは展開的に厳しそうだが、内枠から単騎逃げが叶えば残り目も。


トウケイニセイ記念(M2)オープンの出走表はこちら

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