重賞レース直前情報
■2020年01月16日
第25回マイル争覇(名古屋)

1月16日(木)に名古屋競馬場にて、第25回マイル争覇(4歳以上・1600メートル・16時05分発走予定)が行われます。前回は一昨年の12月7日に実施され、それ以前は2013年まで福山競馬場でも4回開催されたという重賞。今年は2009年以来となる、1月の名古屋競馬でのマイル争覇になりました。今回は金沢から1頭、兵庫から2頭の遠征馬を交えての12頭立て。上位拮抗の好レースが期待できそうです。

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    過去の傾向
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前回の同レース(18年12月)と、18年以前の過去4年分の1月中旬に実施されたA級1組のレースを対象にデータをみていく。連対馬10頭のうち、17年の勝ち馬を除いた9頭はすべて、前走が重賞(準重賞を含む)、または特別戦で1着だった馬。2走前が2から3着だった馬が1頭だけ連対している。前回のマイル争覇は断然人気のカツゲキキトキトが勝ち、2着が6番人気のサンデンバロンで3着が7番人気のポルタディソーニ。その3頭とも、前走と2走前が重賞という臨戦過程だった。

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    出走馬短評
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タンクティーエー 金沢からの遠征馬。3歳重賞での実績はあるが、前走は中9日での川崎遠征が影響したか、マイナス28キロで大敗。ただ、マイル戦が合う可能性は考えられる。

サムライドライブ デビュー戦から13戦連続で連対し、その後の古馬戦では苦戦したが、昨年の成績は上々。この相手でも単騎逃げが叶えば押し切りが期待できそうだ。

エムエスクイーン デビューから11連勝で東海ダービーを制し、古馬相手の名港盃で連勝は途切れたが、続く秋の鞍を制覇。最近2戦は好位からの競馬でともに2着に入っている。

エイシンデジタル 兵庫からの遠征馬。JRAで2勝を挙げたが、その後は苦戦。しかし兵庫移籍後は5戦4勝、3着1回と好内容の競馬が続いており、遠征競馬でも善戦以上が見込めそうだ。

サンデンバロン 重賞タイトルは一昨年の名古屋記念だけだが、善戦傾向があるタイプ。冬場に好成績という戦歴だけに、ここでも無視しにくい存在といえる。

オールージュ 昨年の名港盃で3着に入ったが、秋以降は苦戦続き。前走の名古屋グランプリJpnIIでは地方所属馬で最先着だったが、今回も様子見が妥当かもしれない。

アンタエウス 昨年は1月と2月に3歳重賞を制し、その後の成績はいまひとつだったが、前走の名古屋記念では3着。寒い時期に調子が上がるタイプならば、今回も侮れない。

ポルタディソーニ 2018年の梅見月杯を制し、昨年の名港盃で重賞3勝目。全体的に大崩れが少ない成績で、名古屋のマイル戦で3着内率100%という実績も含めて期待できそうだ。

スターリングブルス 兵庫からの遠征馬。JRAのダート中距離で1勝を挙げ、兵庫では移籍2戦目から8戦連続で3着以内。ただ、ここに入るとスピード的に厳しいかもしれない。

そのほか、ジューンシェイカー、ミッレミリア、メモリーフェーブルが出走する。

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   レースの狙い
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かなりの混戦だが、逃げ先行タイプが少ない顔ぶれなら、好位付けが狙えそうなポルタディソーニを本命視。サムライドライブは内枠から主導権を取れれば押し切りが考えられそうだ。エイシンデジタルはスタートがカギだが、前走の差し脚を再現できれば勝機あり。エムエスクイーンは試金石だが、流れ込む可能性に警戒したい。差し脚があるアンタエウスにも要注意。サンデンバロンはマイルで21戦して3着以内が19回という成績を含めて、押さえておきたい存在だ。距離が合う可能性があるタンクティーエーが連下の穴。


マイル争覇(SP2)オープンの出走表はこちら

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