重賞レース直前情報
■2020年01月23日
第44回ゴールドジュニア(笠松)

1月23日(木)に笠松競馬場にて、第44回ゴールドジュニア(3歳・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年は金沢から1頭、兵庫から2頭が参戦。近走成績が良好という馬が多いですから、展開面を含めた検討が必要でしょう。しかしながら出走馬の戦績を見ると、先行力がある馬とスタートに課題を残す馬が多いという印象。笠松コースが初めてという馬が7頭いる点にも注意が必要です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は2勝、2着1回。昨年は7→3→8番人気馬の順で入って、3連単が42万円台の波乱になった。連対馬はすべて、前走が重賞または特別戦で3着以内。3走前までに2着があった馬が1頭以上連対している。兵庫所属馬が3着以内に1から2頭入線。このレースまでに7から9戦を消化していた馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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フクダイトウリョウ ゴールドウィング賞は上位2頭から離れた3着だったが、全体的に大崩れが少ない成績。スタートには課題があるが、笠松コースは合うかもしれない。

エクメディアリオン 金沢からの遠征馬。昨夏のデビュー戦とJRA認定戦を制し、3戦目もJRA認定戦で2着。ただ、今回は約4カ月半の休み明けという点が気にかかる。

ダルマワンサ 北海道の一般戦で勝利を挙げ、笠松で秋風ジュニアを勝利。通算10戦のうち5着以内が9回という成績なら、ここでも相手なりに走れそうだ。

ガミラスジャクソン 兵庫からの遠征馬。初勝利をJRA認定戦で挙げ、2勝目は9馬身差で逃げ切ったが、その後の4戦は差のある敗戦。その状況では、今回も苦戦必至だろう。

コスモピオニール 兵庫からの遠征馬。JRAでは4戦とも大敗したが、兵庫移籍後は4戦1勝で最近3戦は差し脚堅実。今回も仕掛けひとつで上位に加わる可能性がある。

ユーセイシューター 6月のデビュー戦を制し、その後は9戦して2着1回、3着4回と善戦止まり。それでも大崩れは少ないという成績なら、連下の候補として考えられそうだ。

インザフューチャー デビュー戦とJRA認定戦を快勝し、ゴールドウィング賞は僅差で勝利。新春ペガサスカップでも2着と実績は上位で、今回も先手主張から粘りたいところだ。

ムスターファ 北海道でデビュー戦を制したが、その後は2戦とも大敗。しかし笠松移籍後は6戦3勝で、2走前は名古屋で大差勝ち。前走は大敗でも巻き返す可能性は考えられる。

ワイエスキャンサー 3戦目に最低人気で初勝利を挙げたが、その後はJRA認定戦を勝ち、ラブミーチャン記念でも3着。前走のJRA遠征は度外視できるが、馬体減は心配だ。

ハッピールーラ JRAで8戦して3着2回があるが、着差は大きいという成績。移籍初戦の前走も地元馬のなかでは最先着だったが、ひと押しが課題という感は否めない。

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   レースの狙い
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混戦だが、ハイペースになる可能性が高いとみて、差し脚を長く使えるダルマワンサに期待。コスモピオニールは詰めが課題という感はあるが、今回も善戦以上が可能だろう。堅実に差を詰めてくるユーセイシューターにもチャンスあり。フクダイトウリョウも仕掛けひとつで差し脚が届く可能性がある。インザフューチャーは展開が微妙だが、競らずに行ければ残り目も。ワイエスキャンサーは馬体減が心配だが、地力的に押さえておきたい存在といえる。

 


ゴールドジュニア(SP3)3歳・オープンの出走表はこちら

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