重賞レース直前情報
■2020年01月30日
第49回白鷺賞(姫路)

1月30日(木)に姫路競馬場にて、第49回白鷺賞(4歳以上・2000メートル・15時50分発走予定)が行われます。姫路競馬場で実施される重賞は、2012年8月29日の姫路チャレンジカップ以来。向正面の直線入口からスタートするコーナー6回の戦いには、金沢と愛知からそれぞれ2頭が参戦。この一戦のあとはしばらく兵庫では中距離重賞がありませんから、各陣営ともここで結果を残しておきたいところでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の同時期に実施されたA1クラスの中距離戦を対象に結果をみていく(すべて園田競馬場で実施されたもの)。3着内馬はすべて、前走が重賞出走、または重賞以外で3着以内に入っていた。前走が新春賞で8着以内だった馬が1頭だけ連対。2走前が2着以内だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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タンクティーエー 金沢からの遠征馬。報知オールスターカップは大幅馬体減もあって大敗し、続くマイル争覇も7着という結果。地力はあっても近走成績からは強調しにくい。

スターリングブルス JRAのダート中距離で1勝を挙げ、兵庫では移籍2戦目から8戦連続で3着以内。しかし前走の名古屋遠征は8着で、今回の条件も厳しいかもしれない。

エイシンニシパ 前走の新春賞を快勝して、同レースを3勝目。先行してしぶとく伸びる脚質は姫路コースに対応できそうで、ここでも首位争いが狙えそうだ。

タガノゴールド JRAオープンから兵庫に移り、昨春から好走続きで現在は6戦連続で連対。差し脚を長く使えるタイプで、重賞連勝が期待できる。

グルームアイランド 金沢からの遠征馬。過去の実績は互角以上といえるが、2018年以降の重賞では成績的にいまひとつ。今回もどこまで流れ込めるかというところだろう。

メイショウオオゼキ 昨年は重賞で2着に3回入ったが、昨秋以降は姫山菊花賞と園田金盃でともに大敗。それでも前走の新春賞で見せた末脚を再現できれば侮れない。

エイシンミノアカ JRA時に条件交流戦を含めて3勝を挙げたが、兵庫移籍後は未勝利。それでも移籍後は9戦のうち7戦が4着以内と、相手なりに走れる面を見せている。

モズオラクル 愛知からの遠征馬。名古屋記念では最下位に敗れたが、中4日で臨んだ白銀争覇では3着。しかしこのメンバーに入ると、力量的に劣勢と言わざるをえない。

マコトタリスマン JRAのダート中距離で1勝を挙げ、兵庫移籍後は特別戦で11戦とも3着以内。重賞では4着までとなっているが、立ち回り次第で上位に食い込む可能性はある。

トレジャーマップ 愛知からの遠征馬。JRAの芝中長距離で4勝を挙げたが、最近2年は大敗続き。今回は長期休養明けでの初ダートでは、様子見までが妥当だろう。

そのほか、コスモヴァーズ、カリテスグレースが出走する。

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   レースの狙い
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姫路コースで展開面がカギになるが、差し脚を長く使えるタガノゴールドが優位と判断。エイシンニシパはしぶとさがいきれば重賞連勝が期待できる。メイショウオオゼキは差し脚がいきる流れになれば上位争いに加わりそう。相手なりに走れるエイシンミノアカを連下の筆頭にマークしたい。マコトタリスマンは好位で流れに乗れるようなら善戦も。タンクティーエーは連戦続きで状態面が気になるが、3連勝式の穴として挙げておきたい。


白鷺賞重賞14歳以上登録馬の出走表はこちら

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