2月19日(水)に園田競馬場にて、第12回園田ユースカップ(3歳・1400メートル・16時05分発走予定)が行われます。愛知からの遠征馬1頭を含む11頭立ては、上位拮抗の感がある顔ぶれ。重賞タイトルを持っている馬も出走しますが、有力馬は逃げ先行タイプと差し追い込みタイプが分かれている感も。どのようなペースで流れていくのか、まずはそこを推理して予想を組み立てていく必要がありそうです。
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過去の傾向
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この重賞はしばらく休止されて、昨年に復活。ここではその昨年と、それ以前の同時期に実施された3歳A級(1400メートル)を対象に結果をみていく。1番人気は2着以内に入線。4から6番人気が3着に入っている点が共通している。連対馬10頭のうち9頭は、前走が重賞または重賞以外で連対、もしくはJRAだった馬。4年前を除き連対馬の組み合わせが、通算10戦以下と11戦以上となっているのが特徴的だ。
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出走馬短評
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ガミラスジャクソン 2歳時にJRA認定戦を含む2勝を挙げたが、その後が4戦連続で大敗。前走は笠松のゴールドジュニアを制したが、今回も仕掛けが決まるかどうかだろう。
ステラモナーク ここまで6戦して、兵庫ジュニアグランプリJpnII以外では3着以内をキープ。JRA認定戦と園田クイーンセレクションを制したスピードは魅力的だ。
カトゥール ここまで9戦3勝だが、すべて5着以内と堅実。園田クイーンセレクションでは4着だったが、相手なりに差を詰めてくる可能性は考えられる。
エイシンハルニレ 愛知からの遠征馬。初勝利は北海道のJRA認定戦で、その後は岩手で善戦し、愛知移籍後は3連勝。しかし今回は他の逃げ馬の存在が気にかかる。
ドバイキャンドル デビュー3戦目から3連勝を達成したが、その後の3戦はいまひとつ。今回はスタートを決めたいところだが、現状では少々厳しいかもしれない。
ハリオアマツバメ 10月のデビュー戦を快勝し、2戦目は大敗したが、その後は連勝して園田クイーンセレクションで2着。今回も流れひとつで粘り込みが狙えそうだ。
スーパーローズ 北海道では11戦して一般戦での1勝だけだが、すべて5着以内という成績。兵庫移籍後は3戦連続で連対と、相手なりに走れるタイプだといえる。
エムザックベルガー 北海道では10戦1勝で、大敗が多数。しかし金沢を経て兵庫に移って以降は3戦とも好走している成績なら、今回も差し脚発揮に期待ができる。
そのほか、ジェッティー、ナットビーワン、エイシンガインが出走する。
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レースの狙い
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ステラモナークは展開がカギだが、スピード的に一枚上とみて主軸に指名。エムザックベルガーは今回も差し脚を発揮できるとみて相手筆頭に指名する。カトゥールも差せるタイプで上位食い込みに要警戒。ハリオアマツバメ、エイシンハルニレはここでも主導権が取れるようなら残り目もありそう。相手なりに走れるスーパーローズも押さえたい。
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