重賞レース直前情報 |
2月20日(木)に園田競馬場にて、第4回園田ウインターカップ(4歳以上・1400メートル・16時05分発走予定)が行われます。この時期の古馬短距離戦線としては大きな目標になる重賞。今年は11頭による争いになりました。そのなかで注目を集めそうなのは、兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで2着に入ったイルティモーネ。ただし、展開次第の面があるだけに、そのほかの馬にもチャンスが十分あるでしょう。
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過去の傾向
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過去3回の結果と、それ以前の同時期に実施されたA1クラス(1400メートル)を対象に、過去5年の結果をみていく。1番人気は4連対。3から5番人気馬が1頭だけ連対している。一昨年は9→3→7番人気の順で入ったが、それ以外の年は3着まで単勝5番人気以内となっている。前走が2着以内だった馬が1頭だけ連対。前年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIに出走していた馬が1頭だけ連対している。連対馬はすべて、当日の馬体重が482kg以上と、大きめの馬が好成績を残している。
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出走馬短評
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ナチュラリー 兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでは好スタートを切ったが、JRA勢には及ばずという結果。それでも地元同士の戦いならば、先行押し切りが考えられる。
セセリ JRAの芝とダートで計4勝を挙げたが、すべて1800メートル以上。それでも兵庫移籍後は1400メートルで2戦とも連対と、実力があるところを見せている。
エイシンエンジョイ 北海道で3勝、大井で2勝を挙げて兵庫に移り、園田では6戦とも3着以内。重賞3勝の実績を含めて地力上位といえるだろう。
エイシンミコノス JRA未勝利から兵庫に移り、徐々にクラスを上げてきたが、重賞では一昨年の摂津盃3着が最高着順。善戦傾向がある馬だが、今回の相手では厳しそうだ。
ゴールドスーク JRAのダート1400メートルで4勝を挙げ、兵庫移籍後に2勝を追加。昨春以降は2着4回という成績だが、重賞でも3着、4着と相手なりに走れる面がある。
イルティモーネ 昨年9月の園田チャレンジカップは7着だったが、その後は兵庫ゴールドカップで2着、兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでも2着。今回も差し脚には要注目だ。
タガノカピート 昨年6月の園田FCスプリントを制したが、それ以降は5戦とも5着以下。前走の最下位は度外視できても、無理なく先行できればというところだろう。
ブラゾンドゥリス 2017年に黒船賞JpnIIIを制したが、昨秋以降は北海道で1勝、兵庫で善戦という現状。それでも兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでは、差して5着に食い込んでいる。
キヨマサ 九州産馬限定の霧島賞を3回制しているが、兵庫の重賞では昨年の新春賞3着が最高。堅実に差を詰めるタイプだが、今回も展開の助けが必要だ。
そのほか、トウシンムサシ、カリテスグレースが出走する。
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レースの狙い
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ナチュラリーは最内枠が有利で、今回のメンバーなら先手主張から押し切れそう。エイシンエンジョイは好位づけのかたちが取れそうで、ここでも首位争いが狙えそうだ。イルティモーネは近走成績が良好で、今回も差し脚発揮に要注意。ブラゾンドゥリスは展開次第という状況だが、上位食い込みには警戒しておきたい。地力があるセセリにも要警戒。善戦タイプのゴールドスークを連下の穴として挙げておく。
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