重賞レース直前情報
■2020年02月11日
第47回佐賀記念JpnIII(佐賀)

2月11日(祝・火)に佐賀競馬場で、第47回佐賀記念JpnIII(4歳以上・2000メートル・16時30分発走予定)が行われます。JRAからはロードゴラッソ、ラインカリーナ、ノーヴァレンダ、ナムラカメタロー、テルペリオンが出走。地方他地区からはコウエイワンマン(名古屋)ら2頭が遠征。地元佐賀勢はウノピアットブリオら5頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年で3着以内の15頭はすべて中央馬。GI/JpnIでも通用するような実力馬の出走はほとんどないが、毎年、中央の層の厚さを見せつけている。すでに重賞を勝っている馬よりも、新興勢力の方が狙い目。5年連続で勝ち馬はこのレースが重賞初制覇。この5頭はすべて牡馬で、重量は重賞未勝利のため56キロ(4歳55キロ)で臨んでいた。3着以内に好走した馬まで広げて臨戦過程を見ると、東海ステークスGII、チャンピオンズカップGI、名古屋グランプリJpnII、ベテルギウスステークスがそれぞれ3頭で、ポルックスステークスが2頭。チャンピオンズカップGI組は、大敗馬でも買いやすい。東海ステークスGII組は、ほどよく負けている場合が非常に買いやすい。オープン特別組は勝っていることが望ましいが、過去に重賞で善戦した実績がないと信頼しにくい。名古屋グランプリJpnII組は5着以内に入っていればチャンスはある。

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JRA所属馬短評
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ロードゴラッソは前走東京大賞典GIで5着。掲示板には載ったが、残り200メートルで脚が上がってしまい最後は流すだけになった。GI/JpnIでは苦しい。JpnIIIの今回は巻き返したいところ。

ラインカリーナは前走クイーン賞JpnIIIが3着。クレイジーアクセルにハナを譲り2番手からの競馬をしたが、4コーナーで手ごたえが怪しくなった。最後の直線は失速しそうなところを思いのほか踏ん張ったものの、内を通った馬が有利そうな馬場だった。

ノーヴァレンダは前走福島民友カップが5着。福島ダート1700メートルは外枠からでも走りやすいだけに内容的にも不満が残るところ。中央のオープンクラスではスピード不足かもしれない。3走前の白山大賞典JpnIIIでは3着に入っているので、見直す手はあるだろう。

ナムラカメタローはダートに転向後【4.0.1.1】の好成績。前走師走ステークスは好位追走から抜け出し、最後はマイネルユキツバキの追撃を抑え切った。レース運びが上手で、見ていて安心感がある。地方の馬場でも心配はなく、重賞初挑戦でも楽しみだ。

テルペリオンは前走ブラジルカップが15着と惨敗。1枠を引いたので自然にハナに立ち、ペースも厳しくなかったが残り200メートル出前で脚がなくなった。不可解な敗戦で評価が難しい。実績的にはここでも通用するが。

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地方所属馬短評
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目下、8連勝のウノピアットブリオ(佐賀)に注目。前走中島記念は2着グレイトパールを6馬身ちぎる圧勝で、勝ち時計は1分54秒0(不良)と非常に速かった。同レースが1800メートルで行われるようになった2016年以降、最速のタイムだ。

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予想のポイント
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今年は混戦模様。JRA勢はすべての馬にチャンスがある。連勝で勢いに乗るナムラカメタローは、重賞初挑戦。前走の勝ちタイムがやや平凡だったが、データ的には有力だ。ダートグレード初勝利を目指すという意味ではテルペリオンも同じで注目。地元のウノピアットブリオもこのメンバーならばチャンスがあるかもしれない。


佐賀記念(Jpn3)オープンの出走表はこちら

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