重賞レース直前情報
■2020年06月28日
第44回ウイナーカップ(水沢)

6月28日(日)に水沢競馬場にて、第44回ウイナーカップ(3歳・1400メートル・18時10分発走予定)が行われます。出走11頭のなかには東北優駿に出走していた馬が5頭。盛岡の2000メートルとは舞台設定が違いますから、そこでの結果は参考程度にとどめておくほうがいいかもしれません。そして東海地区から再転入してきた馬が2頭。その力量比較が重要であることは間違いありません。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝しているが、2着と3着はなし。2年前は8→9→2番人気の順、4年前は2→5→9番人気の順だった。通算3勝の馬が1から2頭連対。2走前までに重賞で2から6着だった馬が1頭だけ連対している。3走前が2着だった馬が1頭だけ連対しているのも特徴的。ゼッケン5から7番だった馬が1から2頭連対しているデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
リュウノチョッパー JRAでは未勝利だったが、8戦して3着1回、4着3回。岩手ではダイヤモンドカップで3着に入り、東北優駿で7着。ただ、コース替わりはプラスだろう。

トゥーナブロッサム 唯一の勝利は、デビュー6戦目に浦和で挙げたもの。その後は善戦止まりで、現在は5戦連続で4着または5着と、相手なりでも底力不足という成績だ。

アンズビジン 北海道の一般戦で勝利を挙げてから大井を経て、岩手初戦のあやめ賞を勝利。留守杯日高賞は大敗したが、間隔をあけて馬体が戻っていれば侮れない。

スターオブホープ 北海道では7戦とも勝ち馬から1秒差以上で敗れ、岩手で10戦目の前走で通算の初勝利。その実績は劣勢で、展開的にも厳しい戦いを強いられそうだ。

エイシンハルニレ 北海道でJRA認定戦を制し、岩手での5戦を経て、愛知移籍後は笠松の新緑賞を含む4勝をマーク。岩手では未勝利だったが、この条件は歓迎だろう。

マイランコントル 今年3月のデビューから3連勝し東北優駿に臨むも、早々に失速して9着。水沢では2戦とも圧勝しているが、今回は同型の存在が課題になる。

ダルマワンサ 北海道の一般戦で勝利を挙げ、笠松でJRA認定戦を勝利。通算16戦で3着以内が12回と安定しており、移籍初戦でも首位争いが狙えそうだ。

ヒガシブレーヴ 北海道の一般戦で勝利を挙げ、南関東で3着2回があったが、岩手移籍後はいまひとつ。母がキタサンブラックの半妹という点からも、ダート適性に疑問符がつく。

レールガン JRAでは2戦とも大敗したが、岩手移籍後は8戦2勝。重賞での3着2回はいずれも着差が大きいものだったが、距離短縮はプラス材料になりそうだ。

そのほか、マルケイヘイロー、エイシンナーサリーが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
比較が難しいが、この距離ならスピードがあるエイシンハルニレが押し切れそう。ダルマワンサは差し脚堅実で、ここでも首位争いが狙えそうだ。マイランコントルも素質的に互角以上で、競らずに行ければ勝機まで。レールガンは底力に欠けるが、この距離なら善戦以上が可能だろう。リュウノチョッパーは力量的に微妙だが、3連勝式の候補として挙げておきたい。


ウイナーカップ(M3)3歳の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。