重賞レース直前情報
■2020年07月24日
第13回兵庫サマークイーン賞(園田)

7月24日(祝・金)に園田競馬場にて、第13回兵庫サマークイーン賞(3歳以上牝馬・1700メートル・20時00分発走予定)が行われます。昨年のグランダム・ジャパン古馬シーズンで総合優勝を飾ったクレイジーアクセルが園田に初登場。さらに昨年は同シーズン2位だったジェッシージェニーがこのレースに照準を合わせてきました。そのほかの2頭を含めた強力な遠征馬たちに地元勢が立ち向かっていけるのか。そこが大きな見どころです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2着2回、3着1回で、昨年は3→2→7番人気の順で入った。連対馬はすべて4番人気以内。3着に7番人気が2回入っている。遠征馬が1頭以上連対。連対馬はすべて、前走がダートグレードか、それ以外で3着以内に入っていた。2走前までに重賞以外で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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クレイジーアクセル 大井からの遠征馬。昨年のクイーン賞JpnIIIを含む重賞4勝の実績は上位だが、今回は同型の存在が気がかり。それでも実力で押し切る可能性は十分ある。

ガレットショコラ JRA未勝利から移籍して10連勝を飾ったが、ひと息入ってのA級初戦だった前走が6着で、連続連対は16でストップ。今回も相手は強力だ。

エイシンセラード JRAのダート中距離で4勝を挙げ、愛知で1勝を追加して、その後は大井を経て前走から兵庫所属。実力は上位だが、小回りコースへの適性は微妙に映る。

ヴィクトアリー 笠松からの遠征馬。JRAで1勝し、笠松移籍後は13戦して3着以内が12回。地方での唯一の大敗が、昨年の兵庫クイーンカップでの7着だった。

アッキー 川崎からの遠征馬。JRAダートのマイル以上で3勝を挙げ、川崎移籍後は善戦まで。しかし2走前、前走の六甲盃と続けて逃げ切りと、軌道に乗ってきた感がある。

エイシンテースティ JRAでは12戦して未勝利だったが、5着以内が10回。兵庫移籍後はC級とB級で連対率100%、A2級で2勝をマーク。ただ、今回の相手は強力だ。

ステップシュート 3歳秋のデビューから15戦連続で連対し、A2級で2勝。しかし今回は距離と相手強化が課題で、巧く立ち回ってどこまで、というところだろう。

ジェッシージェニー 大井からの遠征馬。昨年はグランダム・ジャパン古馬シーズンの対象レースを2勝して、今年は佐賀ヴィーナスカップを勝ち幸先良いスタート。休み明け3戦目のローテーションも予定どおりだろう。

チャービル 3歳時にのじぎく賞を勝ったが、その後の勝利は3走前のB2級が唯一。格付的にも劣勢だが、ペースが速くなるようなら出番が回ってくるかもしれない。

そのほか、カリテスグレース、ガロ、クイントゥープルが出走する。

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   レースの狙い
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逃げ先行タイプが多いメンバーなら、差し脚を長く使えるジェッシージェニーにチャンスがありそう。クレイジーアクセルは同型の出方次第だが、最内枠は有利で逃げ切る可能性が考えられる。アッキーは展開と距離が課題だが、連勝中の勢いを含めて要注目。ヴィクトアリーは今回も差しに回れば上位食い込みが狙えそうで、遠征馬4頭の勝負が本線だ。地元勢では、まくり脚があるチャービルに少々警戒。相手なりに走れそうなステップシュートを3連勝式の穴として挙げておく。


兵庫サマークイーン賞重賞13歳以上牝馬登録馬の出走表はこちら

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