重賞レース直前情報
■2020年07月28日
第14回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(門別)

7月28日(火)に門別競馬場にて、第14回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(2歳・外回り1700メートル・20時35分発走予定)が行われます。世代最初の重賞・栄冠賞から中3週での一戦は、JRA芝レースへの挑戦権もかかります。昨年はこのレース1着のヨハネスボーイが札幌2歳ステークスGIIIまで駒を進め5着に健闘しました。多くの馬にとって初となる1700メートルの距離もポイントになります。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(2015から17年は内回り1600メートルで実施)。単勝1番人気は1勝、2着1回といまひとつ。1700メートルになった近2年は8、6番人気が勝利している。6月以降にJRA認定戦で初勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対。栄冠賞で6着以内だった馬も1頭だけ連対している。最近4年の1、2着は、2勝馬と1勝馬の組み合わせになっている。

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    出走馬短評
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シンタロウ 新馬戦を差し切って勝利すると、続くオープン特別戦も差して3着で、栄冠賞は8着。いずれもスタートで置かれており、その点で距離延長はプラスに作用しそうだ。

ブライトフラッグ 新馬戦はクビ差2着だったが、続く一般戦を5馬身差、1700メートルの前走を8馬身差でともに圧勝。3戦とも中より外めの枠から逃げており、内枠で揉まれなければ連勝を伸ばせる。

トウキョウボーイ 新馬戦を直線抜け出しで勝利し、続くオープンは半馬身差の2着。栄冠賞では10着だったが、スタートさえ決まれば浮上の余地はある。

サブルドール 新馬戦を逃げ切ると、続く1700メートルのオープン特別戦でも主導権を取って2着。距離経験と高知の名手・赤岡修次騎手は魅力だが、相手が一気に強くなる。

スティールグレート デビュー2走目を逃げ切って8馬身差で圧勝したが、新馬戦と栄冠賞はともにサイダイゲンカイの2着。しかし今回同馬は不在で、距離さえ克服できれば勝機がありそうだ。

エイシンビッグボス 新馬戦は離れた2着だったが、認定戦、オープンと2連勝。前走では競り合いを制しており、ハナが叶えばチャンスはありそうだ。

トランセンデンス 新馬戦で一騎打ちを制したが、続くオープン特別戦では1番人気で11着と大敗。ただスタート直後に不利があり、スムーズに運べれば巻き返しが可能だろう。

ハートプレイス 新馬戦は2番手から早め先頭に立ち3馬身差の快勝。続く栄冠賞は5着だったが、道中忙しかった印象で距離延長で力を発揮したい。

ノットリグレット 新馬戦を差し切って勝利し、出遅れた栄冠賞は最後方から追い込んでコンマ3秒差の4着。スタート五分で末脚発揮なら勝ち負け必至だ。

そのほか、リコーリュウセイ、デジタルシティが出走する。

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   レースの狙い
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難解な一戦だが、差し脚魅力のノットリグレットに注目。惜敗だった栄冠賞の内容からスタートさえ決まれば、あっさりがありそうだ。ブライトフラッグは同距離の前走が圧勝だけにここでも上位争いが十分。初距離でも栄冠賞2着スティールグレートは素質上位。距離延長がプラスになりそうなハートプレイスにも要警戒。距離経験あるサブルドールも侮れない。巻き返し期すトランセンデンスまでをマークしておく。

 


ブリーダーズゴールドジュニアカップ〔H12歳オープンの出走表はこちら
 

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