重賞レース直前情報
■2020年07月15日
第17回星雲賞(門別)

7月15日(水)に門別競馬場にて、第17回星雲賞(3歳以上・内回り1600メートル・20時35分発走予定)が行われます。今季のマイル以上の古馬重賞は、4月のコスモバルク記念が3連単8万円台、5月の赤レンガ記念は同4万円台と荒れぎみの決着となっています。今回は両レースの勝ち馬がともに不在。メンバー8頭中7頭が内回り初出走という点も頭に入れて予想したいところです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気が3連勝中だが、それ以前の2年では4着以下。連対馬はすべて4番人気以内となっている。前走で勝利した馬が1頭以上連対。同年のコスモバルク記念、または赤レンガ記念で3着以内だった馬も1頭以上連対している。負担重量が57キロの牡馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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リアライズリンクス デビューから10歳になった今春まで南関東に在籍し、重賞4勝を含め15勝をマーク。しかし、転入後はA1下で3戦して5着が最高で、年齢からも上積みは考えにくい。

モズオトコマエ コスモバルク記念は6着だったが、赤レンガ記念では3着と前進。このレースは一昨年2着、昨年3着と好相性で、前走で今季初勝利を挙げている点も魅力だ。

アルタイル JRAダートのオープンと南関東で2勝。6月の転入初戦は後方から長くいい脚を使って3着と好走している。転入2走目の上積みが見込め、差し脚が生きる展開でチャンスはありそうだ。

クラキングス コスモバルク記念が僅差4着で、続くA1下で今季初勝利。その後3戦は差のある敗戦を喫しているが、この相手なら内回りさえこなせれば、食い込みが考えられる。

トゥルッリ JRA1000万下から一昨年春の転入後は1200メートル以下のみ使われて1勝。東京ダート1600メートルを勝ってはいるが、当地で初のコーナー4回の競馬となるのは不安だ。

クインズプルート JRAで2勝を挙げ、1年半ぶりでの転入初戦を逃げ切って快勝。前走は後続につつかれる展開で大敗したが、反撃は可能だ。

モズノーブルギフト コスモバルク記念ではゴール前で強襲し3着と健闘。前走でアルタイルらに先着しており地力上位だが、内回りの克服がカギになる。

そのほか、メテオーラビアンカが出走する。

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   レースの狙い
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モズオトコマエは過去2年のこのレースでとも3着以内。今年のメンバーなら中心視できる。コスモバルク記念4着クラキングスは相手が楽になって、前走大敗クインズプルートはマイペースの逃げに持ち込めれば、ともに巻き返しが可能。モズノーブルギフトは力量的に侮れない存在。距離延長がハマればトゥルッリも無視できない。


星雲賞〔H3〕(アルアイン賞)一般オープン の出走表はこちら
 

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