重賞レース直前情報
■2020年07月19日
第17回トレノ賞(高知)

7月19日(日)に高知競馬場にて、第17回トレノ賞(3歳以上・1300メートル・18時10分発走予定)が行われます。高知の1300メートルはスタートから1コーナーまでの距離が短いため、先行争いが激しくなる傾向。となれば、前走の園田FCスプリントで追い込んで2着のダノングッドに展開利が見込めそう。出走11頭中8頭が前走で3着以内という好調馬揃いの戦いは、8月の建依別賞へもつながる一戦です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回で、2番人気が毎年2着以内に入っている。2走前までに重賞以外で勝利を挙げていた馬が1から2頭連対。乗替わりで臨んだ馬が1頭以上連対しているデータもある。また近3年では近5走で重賞に出走していなかった馬が1頭以上連対している。

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    出走馬短評
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サクラレグナム 今年初戦の大高坂賞で連覇を達成。その後重賞では善戦までだが、1400メートルの前走を3から4コーナー先頭から4馬身差で快勝。11歳でも衰えは感じられず、首位争いが期待できる。

ラブミーリッキー JRAで2歳新馬戦を勝ち、大井で2勝を追加。転入後は3勝を挙げ、牝馬限定の準重賞では逃げ切って快勝したが、この相手関係で前走を再現できるとは考えにくい。

ペガッソ JRA1勝から昨年6月の転入後は10勝を挙げ大崩れの少ない成績。前走の準重賞は差のある6着だったが、距離短縮でどこまでやれるか。

ハーツジュニア JRAで2勝を挙げ、名古屋で4勝を加えて、昨年12月に転入。3走目から10戦連続で連対したが、続く準重賞では差のある4着。重賞初挑戦の今回は試金石となりそうだ。

エイシンヴァラー JRAオープンから兵庫に移籍して18年の黒船賞JpnIIIを勝利し、今年2月の転入後は4勝。前回同距離を走った18年の黒潮スプリンターズカップは差のある6着だったが、今回は輸送なしで臨める。

ピオネロ 今年は2勝を挙げているが、重賞では1月の大高坂賞・4着が最高。1300メートルは過去A級2組で1戦して4着で、掲示板内確保が精一杯だろう。

ダノングッド 南関東オープンからの転入初戦はマイルとはいえ同日の準重賞より1秒1速い破格の時計で勝利。前走の園田FCスプリントは追い込み届かずの2着だったが、この距離なら重賞初制覇が期待できる。

スペルマロン JRA2勝クラスから昨年10月に転入し、重賞2勝を含む8戦連続で連対。近2走の準重賞をともに快勝しており、黒潮スプリンターズカップに続く同距離重賞制覇の可能性もある。

アースグロウ 昨年8月の転入2走目から15戦連続で連対でA級1組特別戦を勝利。続く黒潮スプリンターズカップ6着で連対は途絶えたが、脚質に自在性があるのが強みだ。

そのほか、キングライオン、グローリングが出走する。

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   レースの狙い
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ダノングッドは転入後の2走が好内容で、この距離なら差し切り可能とみる。相手筆頭はスペルマロン。同距離で行われた今年の黒潮スプリンターズカップを制しており、連勝の勢いも魅力だ。サクラレグナムは11歳になった今年もスピード健在でチャンスは十分にある。展開がもつれればアースグロウ。実績上位のエイシンヴァラーまで押さえておく。


トレノ賞3歳以上の出走表はこちら

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