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第19回ノースクイーンカップ（門別）

7月16日（木）に門別競馬場にて、第19回ノースクイーンカップ（3歳以上牝馬・外回り1800メートル・20時40分発走予定）が行われます。グランダム・ジャパン古馬シーズンの第3戦。昨年はこのレースを勝った大井のクレイジーアクセルがシリーズ優勝を飾っており、今年の出走馬もあやかりたいところ。今回の遠征勢は大井の3頭と佐賀の1頭ですが、実績馬ばかり。クオリティスタートを筆頭に地元馬6頭が迎え撃ちます。

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 　　 過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は一昨年まで4連勝していたが、昨年は4着以下。2、3番人気が4頭ずつ3着以内に入線と上位人気馬の信頼度が高い。近2走以内に勝利していた馬が1頭以上連対。同年のヒダカソウカップで3着以内に入った馬が1頭以上連対しているデータもある。連対馬10頭中のべ8頭の馬体重が490キロ以上と大型馬が活躍。なお近3回の3着以内馬9頭中5頭は角川秀樹厩舎所属だった。

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 　　 出走馬短評
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クオリティスタート　昨年はヒダカソウカップを勝ったがこのレースは3着。今年のヒダカソウカップも直線での競り合いをモノにしているが、あとは他地区勢との力関係次第といえる。

アンバラージュ　佐賀からの遠征馬。前走の佐賀王冠賞は牡馬相手に2着もやや低調なメンバー。佐賀ヴィーナスカップでは4着だけに、ここは展開に恵まれてどこまでやれるか。

ソーディスイズラヴ　昨季オフは高知で使われ牝馬の準重賞で3着。今季は再転入2走目にB4級下戦を勝ったが、6着だったヒダカソウカップからも少々厳しい。

グランモナハート　大井からの遠征馬。昨年11月の3歳牝馬重賞・ロジータ記念で直線鋭く伸びて、初勝利が重賞制覇。前走のマリーンカップJpnIII・10着は度外視できるが、今回は長距離輸送がカギになる。

ナンヨーオボロヅキ　大井からの遠征馬。高知の3歳重賞で3勝を挙げ、大井移籍後の佐賀ヴィーナスカップで2着と好走。先手が取れそうな今回は粘り込みに注意が必要だ。

ヨミ　デビューは北海道だが、昨年移籍した名古屋でA級まで出世。今季再転入し、ヒダカソウカップは7着だがスタート直後につまずいた。牝馬限定戦なら力負けはなさそうだ。

ナムラメルシー　大井からの遠征馬。3月のエンプレス杯JpnIIでは8番人気で2着とJRA馬相手に激走。このレースと同じ右回り1800メートルのTCK女王盃JpnIIIが5着というのも強みになる。

ペイシャガンセ　当地での7勝はすべてB級以下。さらにはヒダカソウカップが勝ち馬から4秒5差では狙いにくい。

そのほか、ココロノママニ、パキラパワーが出走する。

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  　レースの狙い
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クオリティスタートは前走のヒダカソウカップで連覇達成。今年こそ勝って昨年3着の雪辱を果たす。相手は遠征馬で、なかでも大井のナムラメルシーはエンプレス杯JpnII・2着の実績上位。ナンヨーオボロヅキの粘り込みにも警戒したい。ロジータ記念勝ちグランモナハートは地区レベル差を考えれば古馬戦でも侮れない。佐賀ヴィーナスカップ4着のアンバラージュにもマークが必要だ。

ノースクイーンカップ〔Ｈ２〕（シニスター一般牝馬オープンの出走表はこちら

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