重賞レース直前情報
■2020年07月19日
第22回吉野ヶ里記念(佐賀)

7月19日(日)に佐賀競馬場にて、第22回吉野ヶ里記念(3歳以上・1400メートル・18時00分発走予定)が行われます。昨年は大雨のために実施されませんでしたが、今年も雨の影響が気がかり。レース当日までの天気予報を見ると、馬場にはある程度の水分が含まれそうですから、先行力があるタイプに注目するほうがいいかもしれません。ただ、出走馬12頭のうちA1クラスは3頭だけとなっています。

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    過去の傾向
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競走取り止めとなった19年を除いた過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回。連対馬はすべて単勝4番人気以内となっている。連対馬はすべて前2走とも4着以内に入っていた馬。2走前が5月26から31日だった馬が1頭だけ連対しているのも面白い。また、4走前が1750メートル以上だったという馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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イザ JRA時はダート短距離で2勝。その後は南関東で8戦して3着1回、佐賀では8戦目の900メートル戦で初勝利を挙げた。ただ、その後の2戦はいまひとつとなっている。

ハッピーハッピー JRAでは4戦して未勝利だったが、佐賀では移籍初戦から11連勝。昨年は佐賀王冠賞2着、中島記念3着と好走しており、ここでも善戦以上が見込めそうだ。

ロトヴィグラス JRA時はダート短距離で2勝したが、昨秋から約8カ月半の休養を経て佐賀に移籍。移籍2戦目の前走は逃げて2着に粘ったが、今回の相手は強力だ。

ミスカゴシマ 佐賀競馬場では負け知らずという成績を続けてきたが、九州ダービー栄城賞は3着。続く古馬相手の前走は見せ場なく7着で、現在の状態面が気にかかる。

ドラゴンゲート JRAのダート短距離で5勝を挙げた実績は断然で、佐賀では昨夏の移籍初戦から11連勝。その状況で今回の相手なら、負ける要素は見当たらない。

オイカケマショウ 2歳時にJRAの芝中距離で勝利を挙げたが、その後は苦戦多数の成績。しかし佐賀移籍後は上々の成績で、ここでも相手なりに走れるかもしれない。

ハクユウスターダム JRAでは苦戦したが、その後は兵庫で3勝、大井で5勝。しかし佐賀では18戦未勝利で、今回も善戦以上までは考えにくい。

エリザベスセーラ 2歳時にJRA認定戦の2勝を含む3勝を挙げたが、3歳時は未勝利で、4歳時の昨年は5勝をマーク。今年は未勝利となっているが、善戦傾向は見せている。

そのほか、ベルモントナイト、クワッドアクセル、シゲルノマオイ、ジュンヌダルクが出走する。

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   レースの狙い
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ドラゴンゲートの実力が断然で、相手探しの一戦。その筆頭は好走続くハッピーハッピーとするのが妥当だろう。ミスカゴシマは前走で大敗した内容が気になるが、流れに乗れれば巻き返しがありそうだ。善戦タイプのオイカケマショウが連下の穴。エリザベスセーラは無理なく先行できれば残り目も。


吉野ヶ里記念オープンの出走表はこちら

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