重賞レース直前情報
■2020年07月05日
第3回佐賀王冠賞(佐賀)

7月5日(日)に佐賀競馬場にて、第3回佐賀王冠賞(3歳以上・2000メートル・18時00分発走予定)が行われます。古馬重賞としては、佐賀の夏場に用意されている唯一の中長距離重賞ではありますが、昨年の中島記念を制したウノピアットブリオの存在感が圧倒的。それでも見方を変えれば、2番手以降はかなりの混戦といえますから、組み合わせ次第では高配当が考えられるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去2回のレースを振り返る。昨年は単勝2番人気のスーパージンガ(3歳・牝)が4番手追走から徐々に進出して押し切り勝ち。早め先頭のハッピーハッピー(4歳・牝)が2着。一昨年は1番人気のスーパーマックス(4歳・牡)が逃げ切り、3番手を進んだ2番人気のサンマルドライヴ(5歳・牡)が2着に入った。2回とも、前走が1着だった馬が1頭だけ連対。4走前までにB級で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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ハーベストゴールド A級での過去2戦は、クラスの壁を感じさせる結果。3走前にB級の1800メートル戦を勝利したが、時計的な面を含めて、ここでは引き続き苦戦しそうだ。

コスモハーキュリー JRA未勝利から佐賀に移って5勝を挙げ、南関東で1勝を加えて佐賀に復帰。昨春以降は大崩れが少ない成績で、この条件でも善戦できるかもしれない。

スーパーノヴァ 2018年に九州大賞典を制したが、昨年4月以降は3度の3着が最高着順という成績。それでも今回の顔ぶれならば、3連勝式の候補として押さえる手はあるだろう。

スーパージェット 2018年に九州ダービー栄城賞と高知優駿を制し、九州大賞典で2着。1年以上の休養から復帰しての2戦はいまひとつだが、叩き3走目なら善戦以上が狙えそうだ。

アンバラージュ JRA未勝利から佐賀に移って5勝を挙げ、その後は船橋で2勝。しかし昨年12月以降は苦戦続きで、佐賀に戻ってもいまひとつだが、善戦傾向は見せている。

イザ JRAのダート短距離で2勝を挙げたが、南関東では苦戦続きで、佐賀では9戦1勝という成績。今回は初めての距離で、タイプ的に厳しい感が否めない。

オイカケマショウ JRAの芝中距離で1勝し、佐賀では一昨年の春に4連勝を挙げ、昨年9月以降は18戦連続で5着以内。その成績なら、今回も相手なりに走ってきそうだ。

ウノピアットブリオ 3走前は調子落ちの感があったようで4着に敗れたが、その後は持ち直して2連勝。今回の顔ぶれならば、負けられないところだろう。

そのほか、シゲルノマオイが出走する。

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   レースの狙い
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ウノピアットブリオは実力的に断然で、骨折休養から復帰した山口勲騎手に手綱が戻る点も心強いところ。相手にはしぶとく差を詰めてくるスーパージェットを筆頭に取る。善戦続くオイカケマショウにもマークが必要。アンバラージュはひと押しに欠けるが、今回も流れ込みなら狙えそうだ。コスモハーキュリーは距離延長でも立ち回りひとつで上位まで。


佐賀王冠賞オープンの出走表はこちら

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