重賞レース直前情報
■2020年07月23日
第41回王冠賞(門別)

7月23日(祝・木)に門別競馬場にて、第41回王冠賞(3歳・外回り1800メートル・20時40分発走予定)が行われます。ホッカイドウ3歳三冠は、門別に内回りコースができた2015年に距離の見直しが行われました。昨年のリンゾウチャネルはそれ以降では初の三冠馬。今年は二冠の可能性がある馬が2頭とも参戦していますが、なかでも注目は北海優駿を制したアベニンドリームでしょう。しかし、今回初対戦となる馬もおり、力量の比較がポイントになりそうです。

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    過去の傾向
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過去5回の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回で、3着以内はすべて5番人気以内。前走で連対した馬がここでも1頭以上連対している。北海優駿で1から5着だった馬も1頭以上連対。なお3着以内馬15頭中で北海優駿に出走していなかったのは2頭だけとなっている。このレースまでに11戦以上していた馬が1から2頭連対している。

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    出走馬短評
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ソイチーノ JRAでは6戦して未勝利で、5月の転入後4戦目の前走で初勝利。使われるたびに良化しているが、ここでは苦戦を強いられそうだ。

アベニンドリーム 鎌倉記念、北海道2歳優駿JpnIIIとも2着の実績馬。内回りの北斗盃は6着だったが、外回りの北海優駿を差し切って勝利。今回も首位争いが有望だ。

キーンウィット JRAでは6戦して未勝利だったが、6月の転入後は一般戦を2連勝。戦歴から1800メートルへの延長は向きそうで、初の一線級相手でも侮れない。

ヨハネスボーイ 世代最初の新馬戦を圧勝し、ブリーダーズゴールドジュニアカップも勝った実績馬。一、二冠目には不出走も、ひと叩きされてチャンスはありそうだ。

カツゲキダイオウ 新馬戦が唯一の勝利だが、全体的に大崩れの少ない成績。ただ北海優駿は差のある7着で、今回も厳しい戦いになりそうだ。

レッドカード 北斗盃では馬群から直線で抜け出して勝利。北海優駿は5着だが、距離が長かった印象だけに1800メートルへの短縮はプラスに作用しそうだ。

ライトロング 初勝利まで8戦を要したがそこから2連勝してシーズンを終了。冬場の川崎では2着2回と善戦。一、二冠目ともに4着だっただけに、今回も掲示板内は狙える。

テンカビト JRAでは4戦して未勝利で、5月の転入初戦から一般戦を3連勝したが、続くJRA未勝利交流戦では追い込み届かずの4着。ここも展開が向いての穴という評価が妥当だろう。

グレイトダージー 新馬戦を快勝したが、その後1戦して9カ月休養。4月の復帰後は、2、3戦目を古馬相手に中距離で圧勝。重賞初挑戦でも善戦以上が期待できる。

コパノリッチマン JRAでは3戦未勝利だが、4月の転入から3連勝。北海優駿では3着だったが、2番手から直線伸び切れなかった内容から距離短縮で前進がありそうだ。

そのほか、マイネルスタイル、キックエストレーヤ、ダンスポケット、クラモンが出走する。

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   レースの狙い
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アベニンドリームは、1800メートルでは古馬A級を相手に完勝しており、北海優駿との二冠達成を期待。ヨハネスボーイはここまでの二冠には不出走だが、2歳時の実績から好勝負が期待できる。古馬相手に連勝中グレイトダージーは重賞初挑戦でもチャンスはある。コパノリッチマンは距離短縮で上位争いを期待。キーンウィットは試金石。堅実駆けが魅力のライトロングまでを押さえておく。


王冠賞〔H2〕(サトノクラウン賞)3歳オープン の出走表はこちら
 

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