重賞レース直前情報 |
7月19日(日)に盛岡競馬場にて、第52回岩鷲賞(ダート1200メートル・17時30分発走予定)が行われます。3週間後に予定されているクラスターカップJpnIIIと同じ条件ですから、まさに前哨戦。2週間前に水沢競馬場で行われた栗駒賞の上位入線馬もエントリーしてきました。しかし今回は水沢1400メートルとはまったく違う、コーナー2つで高低差があるコース。盛岡での適性を加味して考えたい一戦といえます。
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出走馬短評
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過去5年の結果をみていく(5年前は水沢1400メートルで実施)。単勝1番人気は4勝。3着内馬はすべて5番人気以内となっている。2走前までに2着または3着があった馬が1頭以上連対。当日の馬体重が520キロ以上だった馬が3着以内に1から2頭入っている。ゼッケン5番または6番の馬が3着以内に1頭だけ入っているというデータもある。
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出走馬短評
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コンサートドーレ 北海道で新馬戦を勝ち、その後は大井で7勝をマーク。昨春以降は苦戦したが、岩手移籍後は短距離で2戦2勝の成績を挙げている。
サマニー JRA時はダート短距離で1勝し、大井では5戦とも大敗したが、岩手では5戦して3連対と上々。前走は見せ場なく大敗したが、コース替わりはプラスだろう。
リュウノヴィグラス 2歳時に盛岡で初勝利を挙げ、その後は南関東で9勝をマーク。昨夏以降は苦戦続きだったが、最近2戦は上々の成績を残している。
サインズストーム 昨年は早池峰スーパースプリントを制し、栗駒賞で2着に入ったが、今年は2戦とも先行して失速。その状況では引き続き厳しい戦いになるだろう。
プレシャスエース JRA時にダート短距離で4勝を挙げたが、1600万(3勝)クラスでは苦戦。しかし岩手では好走続きで、タイプ的に盛岡コースも合いそうだ。
シャドウパーティー JRAの芝中距離で5勝を挙げたが、大井移籍後は大敗の連続。岩手でも移籍当初はいまひとつだったが、昨秋以降は善戦傾向がある。
タイセイプライド 2歳時にJRAの芝短距離で3勝し、昨年は北海道で1勝、OROターフスプリントで2着。前走は移籍初戦で快勝したが、今回は休み明けが課題になる。
ツルオカボルト 大井の短距離戦で5勝を挙げ、昨年は善戦が続いたが、秋以降は大敗続き。岩手では5戦して3着2回の成績だが、粘り込む余地はあるかもしれない。
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レースの狙い
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プレシャスエースは実績上位で、ここでも先手主張から押し切れそう。連勝中のコンサートドーレが強敵だ。リュウノヴィグラスは最近2戦の成績が良好で、ここでも差し脚が届く可能性がありそう。タイセイプライドは休み明けでも地力的に要警戒。盛岡で2戦とも好走しているサマニーも押さえたい。
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