重賞レース直前情報
■2020年08月05日
第3回湾岸スターカップ(名古屋)

8月5日(水)に名古屋競馬場にて、第3回湾岸スターカップ(3歳・1600メートル・16時20分発走予定)が行われます。昨年までは「湾岸ニュースターカップ」という名称で元日に実施されていましたが、今年は8月に移動。東海地区デビュー馬限定という条件はそのままで、この一戦は9月10日に笠松競馬場で予定されている西日本ダービーへのステップレース。その舞台を目指す愛知所属の10頭に注目です。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
同時期に実施された3歳1組戦を対象に、過去5年分の結果をみていく(5年前、3年前が1400メートルでそれ以外は1600メートル)。単勝1番人気は2勝、3着1回。2番人気馬がすべて3着以内に入っている。連対馬10頭のうち6頭が、通算3から4勝。3走前が2から4着だった馬が1頭だけ連対している。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
メタリフェル 2歳時に2組戦を2勝して、今年の中京ペガスターカップで2着に入ったが、それ以外の重賞では9着以下。前走で3歳2組戦を勝利したが、ここでは少々厳しそうだ。

ダイユウニシキ デビュー8戦目に初勝利を挙げてから3月までに4勝して、駿蹄賞で4着。しかし底力に欠ける感は否めないところで、今回もどこまで流れ込めるかだろう。

インザフューチャー エムエスオープンに対して、ゴールドウィング賞ではハナ差で勝利し、新春ペガサスカップではクビ差の2着。この相手なら地力上位で、前走後の上積みも見込めそうだ。

ユーセイシューター 2歳6月の新馬戦が唯一の勝利で、それ以降は善戦止まりという状況。それでも大崩れが少ないだけに、今回も相手なりに走る可能性がある。

ポルティエーレ 初勝利まで20戦を要したが、2走前のJRA条件交流戦を除けば最近の成績は良好。とはいえ、ここに入ると時計的に劣勢と言わざるを得ない。

メモリーソウル デビュー3戦目に勝利を挙げ、その後はひと押しに欠ける成績。しかし2走前は1600メートルを好時計で逃げ切っており、今回はその再現を狙いたいところだ。

ミラクルキャッシュ 過去の3勝のうち2勝は、単勝8から9番人気でのもの。前走も8番人気で2着だったが、その2戦をフロック視しないほうがいいのかもしれない。

エムエスオープン 通算14戦のうち13戦が3着以内で、複勝圏外の1回もコンマ5秒差の4着。重賞を2勝して、東海ダービーで2着に入った実力は、このメンバーでは一枚上だ。

コマジオウ 唯一の勝利は昨年8月の800メートル戦で、それ以降は2着と3着が3回ずつあるが、底力不足は明らか。今回も引き続き厳しい戦いになるだろう。

そのほか、ミサキシャンティが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
エムエスオープンの実力が断然で、相手探しとみるべき一戦。その筆頭には休み明け2戦目で先手主張が狙えそうなインザフューチャーを指名したい。メモリーソウルも先手を取れれば粘り込みがありそう。近走成績が良好なミラクルキャッシュも押さえたい。善戦タイプのユーセイシューターが連下の候補。軸が堅そうなだけに、絞って臨むほうがいいだろう。


湾岸スターカップ(SP2)の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。