重賞レース直前情報
■2020年08月02日
第42回せきれい賞(盛岡)

8月2日(日)に盛岡競馬場にて、第42回せきれい賞(3歳以上・芝2400メートル・18時10分発走予定)が行われます。地方馬だけで芝の長距離を争える古馬混合重賞はこれが唯一。その舞台を目指して、南関東から4頭、兵庫から2頭が遠征してきました。対する地元所属馬は7頭。そのなかには芝で勝利を挙げている馬が多くいます。昨年は10→2→9番人気の順でしたが、上位3頭は芝で実績があった馬。今年も混戦必至といえるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝、3着1回。2番人気は2着が2回、3番人気は1勝、3着1回となっている。7歳以上の馬が3着以内に1頭以上入線。2走前までに3から4着があった馬が連対している。最近4年は他地区の馬が3着以内に1頭以上入線。山本聡哉騎手が5年連続で3着以内に入っている。

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    出走馬短評
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エイシンレーザー 兵庫からの遠征馬。JRAのダート中距離で2勝を挙げたが、芝では9戦して3着1回。それでも長距離戦は歓迎で、今の荒れた馬場もプラス材料といえるだろう。

アップクォーク 兵庫からの遠征馬。JRA時に芝中距離で5勝を挙げたが、オープンクラスでは苦戦。それでもここに入れば力量上位とみるべきだろう。

キャッスルクラウン 船橋からの遠征馬。このレースでは一昨年が2着で昨年が4着と、芝長距離にも適性あり。連戦が続く現状だが、差し脚が届く可能性は考えられる。

サンエイゴールド このレースでは4年前が3着で、3年前と2年前が1着。盛岡の芝2400メートルでは6戦5勝と実績を残しているが、最近の成績からは強調しにくい感がある。

スタークニナガ 北海道に所属していた3歳時に盛岡芝のオパールカップを勝ち、せきれい賞で5着。JRA時は芝短距離で大敗が続いたが、移籍初戦のここで一変の可能性はあるかもしれない。

ダイワリベラル 昨年のこのレースは大井からの移籍3戦目で臨み、押し切って勝利。JRA時に芝で6勝を挙げた実力を披露した。ただ、今季は7戦とも差のある敗戦を喫している。

コスモリョウゲツ JRA未勝利から岩手に移って5勝を挙げ、JRAを経て再び岩手に移籍。ダートでは大敗続きだが、盛岡の芝1600メートル以上では8戦して6勝、2着2回となっている。

マツリダレーベン 2歳秋に盛岡の芝でJRA認定戦を制し、3歳時の昨年は盛岡の芝で3戦3勝。前走は7番人気だったが3着と、芝適性の高さを発揮した。

ロードヴァンドール 川崎からの遠征馬。JRAの芝中距離で4勝し、金鯱賞GIIと日経新春杯GIIで2着に入るなど好走。その実力なら、南関東での2戦が大敗でも度外視していいだろう。

ブラックバゴ 大井からの遠征馬。JRAの芝でオープン特別戦を含む4勝をマーク。最近2年の成績はいまひとつだが、この舞台で一変を見せる可能性はありそうだ。

そのほか、ルーモス、トーセンギムレット(大井)、エスティームが出走する。

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   レースの狙い
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かなりの混戦。一応の中心には盛岡の芝で安定しているコスモリョウゲツを指名。ロードヴァンドールは近走成績がいまひとつでも実績的に無視できない存在だ。アップクォークは苦戦続きだが、この条件なら善戦以上が可能だろう。マツリダレーベンも条件的に善戦以上が考えられる。地力があるブラックバゴにも少々警戒。エイシンレーザーは芝での実績がいまひとつだが、今の柔らかい馬場なら上位食い込みが狙えそうだ。


せきれい賞(M2)(ベストウォーリア賞)オープンの出走表はこちら

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