重賞レース直前情報
■2020年08月02日
第45回ばんえい大賞典(帯広)

8月2日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第45回ばんえい大賞典(3歳・20時10分発走予定)が行われます。昨季、メムロボブサップが帯広単独開催になって以降、初の三冠を達成した3歳路線は、今年もここからスタート。アバシリルビーが回避し、コウテイが繰り上がっての10頭立ては、9頭が近2走で勝利を挙げている好調馬対決。リーディング上位騎手の前走からの乗替わりも予想においての重要な要素といえそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝を挙げているが2、3着はなし。8→3→2番人気で決まった17年は3連単10万円台、15、16年は同3万円台だったが、近2年は4桁配当に収まっている。とかちダービー1、2着馬のどちらかは3着以内に入線。なお同レース不出走から馬券に絡んだのは2頭だけだ。前走がB級で2から5着だった馬が1頭だけ連対。当日の馬体重が1000キロ未満だった馬が3着以内に1から2頭入っているデータもある。

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    出走馬短評
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キョウエイリュウ デビューからナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップの2歳シーズン二冠を含む11連勝を達成。イレネー記念は競走中止だったが、今季はとかちダービーをトップハンデで勝利しており、一冠目奪取が期待できる。

エンゼルフクヒメ ヤングチャンピオンシップでは紅一点で5着と健闘し、年明けに牝馬限定の黒ユリ賞を制覇。今季は7月が初戦で2走目のB3級を制しているが、格上の牡馬相手では厳しい。

ダイナマイト 重賞初挑戦となったイレネー記念は4着でも勝ち馬とは30秒近い差。今季初戦のとかちダービーは6着で、古馬編入された前走を勝利しているが、掲示板確保が精一杯だろう。

ゴールドハンター とかち皐月賞2着、とかちダービー4着と善戦し、B4級で3連勝。重賞初挑戦でも目下の勢いは侮れない。

コマサンダイヤ ナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ4着だったが、イレネー記念を楽勝。とかちダービーは2着で、今回は島津新騎手への手替わりでも引き続き勝ち負けだ。

トワトラナノココロ 6勝に対し2、3着が計19回と勝ちみに遅いタイプ。イレネー記念は離されたが2着で、とかちダービー5着ならここでも力は出せそうだ。

ブラックサファイア デビュー3走目から7連勝で臨んだヤングチャンピオンシップは2着。とかち皐月賞勝利後にひと息入ったが、復帰2走目の前走で2着と良化を示している。

カイセドクター ヤングチャンピオンシップ、イレネー記念、とかちダービーのいずれも3着と安定。B3級で3連勝と自己条件でも好調だ。

そのほか、サロマタイショウ、コウテイが出走する。
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   レースの狙い
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キョウエイリュウは2歳シーズン二冠馬。最大50キロ差のトップハンデで700キロでも重賞3勝目が濃厚といえる。イレネー記念馬コマサンダイヤはA2級で連勝と充実しており、終いに踏ん張れればワンチャンスある。3連勝ゴールドハンター、ヤングチャンピオンシップ2着ブラックサファイアは世代屈指の決め手があり、ゴール前が混戦になれば台頭も。世代限定戦で安定しているカイセドクターも押さえたい。


ばんえい大賞典(BG3)3歳オープン別定の出走表はこちら

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