重賞レース直前情報
■2020年09月27日
第15回金沢プリンセスカップ(金沢)

9月27日(日)に金沢競馬場にて、第15回金沢プリンセスカップ(2歳・1400メートル・16時50分発走予定)が行われます。今年は11頭立てで争われますが、4戦4勝のサブノタマヒメが注目の存在。牝馬限定戦でもありますから、今回は“一強”とみるのが妥当でしょう。しかしそのほかの10頭は力量的に拮抗しているという印象。北海道デビュー馬が8頭いることを含めて、力量比較が重要になる一戦といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝しているが、2着と3着がなし。2番人気は2着が4回、3番人気は1勝、3着1回。10番人気以下の馬が3着以内に3回入っている。3着以内馬はすべて通算1勝以上。2走前までに金沢で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対している。最近3年は青柳正義騎手が2着以内に入っている。

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    出走馬短評
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エイシンヒスイ 北海道で4戦とも大敗したが、金沢移籍後は2着と1着。しかし時計的には平凡で、一気の相手強化となる今回は厳しい戦いが予想される。

スツーカ 北海道で6戦目に初勝利を挙げたが、JRA認定戦では3戦とも差のある敗戦。今回は金沢での初戦となるが、2走前の差し脚を再現できる展開になれば面白い。

マナバレンシア 北海道の一般戦で勝利を挙げ、JRA認定戦では5戦して2着と3着が各1回。前走の金沢初戦は好内容で勝利しており、今回も先手主張から粘りたいところだ。

サブノタマヒメ ここまで4戦4勝で、すべて圧勝という内容。時計的にも優勢で、牝馬限定の顔ぶれならば、連勝継続が濃厚だろう。

ピースゼール ここまで6戦して未勝利だが、しぶとく差を詰める脚はありそう。成績的には劣勢でも、混戦になれば出番が回ってくる可能性が考えられる。

エイシンミチバシリ 北海道で4戦とも差のある敗戦を喫し、金沢移籍後は3戦1勝。前走は粘り切れずという2着だったが、ここでも立ち回りひとつで善戦できるかもしれない。

シナノマスカット 北海道では一般戦で2着1回。金沢では移籍初戦から連勝したが、その後は3着、4着と下降線。小柄な馬体で通算11戦目では、一変の可能性は低いだろう。

ステップフォード 北海道のデビュー戦はクビ差2着だったが、その後の2戦は一般戦でも善戦まで。半兄は活躍馬のジェネラーレウーノだが、こちらは底力不足の感が否めない。

リードキングダム 北海道で5戦して未勝利でも、JRA認定戦では3戦とも4着以内。金沢での初戦は5頭立てで先行して快勝したが、北海道では差し脚を披露していた。

エムザックベール 北海道でJRA認定戦を制し、6戦のうち5戦で5着以内という実績は上位と考えてよさそう。距離延長にも対応できそうで、移籍初戦から要注目だ。

そのほか、スパーテルが出走する。

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   レースの狙い
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サブノタマヒメは初対戦の相手が多いが、今回もスピードで押し切れそう。相手は混戦だが、エムザックベールが移籍初戦でも地力的に注目できる。エイシンミチバシリは底力に欠けるが無理なく先行できれば残り目がありそう。リードキングダムは試金石の一戦だが、差しに回れば上位争いに加わってきそうだ。先行力があるマナバレンシアにも要警戒。スツーカは2走前の差し脚を再現できれば一発も。


金沢プリンセスカップ(スピルバーグ賞)2歳牝馬の出走表はこちら

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