重賞レース直前情報
■2020年09月24日
第22回園田プリンセスカップ(園田)

9月24日(木)に園田競馬場にて、第22回園田プリンセスカップ(2歳牝馬・1400メートル・16時15分発走予定)が行われます。今年は北海道から4頭が参戦。対する地元所属馬は8頭で、さながら地区対抗戦というメンバー構成になりました。最近の園田競馬場は良馬場になるとパワーが必要な馬場になっている印象。出走各馬の力関係を考察するとともに、どのような馬場状態になるかという推理も含める必要があるでしょう。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝しているが、2着と3着はなし。2番人気馬は1勝、2着2回、3番人気馬は1勝、2着1回で、最近4年は6から8番人気馬が3着以内に1から2頭入っている。北海道からの遠征馬が1頭以上連対しているが、すべて田中淳司厩舎か角川秀樹厩舎の馬だった。前走が4着以下だった馬が1頭だけ連対している。また、勝率が50から66.6%の馬が1頭だけ連対しているというデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
アイルビーゼア 北海道では田中淳司厩舎に所属して5戦1勝で、前走は兵庫移籍初戦でJRA認定戦を勝利。ここまで3着内率100%という成績を含めて、注目できる存在だ。

ラストスタンド 北海道からの遠征馬。牝馬限定の新馬戦を快勝し、2戦目は7着だったが、その後は2着、3着と善戦。スタートは課題だが、差し脚が届く可能性はある。

ラジアントエンティ 北海道からの遠征馬。4月の新馬戦から連勝し、3戦目の栄冠賞は6着で、その後の2戦はJRAの芝で苦戦。ただ、タイプ的にこの条件は合いそうだ。

ラブリーテン 8月下旬の新馬戦を制したが、時計的には平凡。今回は愛知の岡部誠騎手を起用するが、ここに入っては少々厳しいかもしれない。

ラヴリンインパクト 初勝利まで4戦を要したが、続く前走のJRA認定戦では2着に善戦。小柄だけに軽い馬場が合っているようで、少しでも湿り気が残ってほしいところだ。

フセノチェリー 新馬戦を5馬身差で快勝し、続くJRA認定戦はアタマ差での勝利だったが、3着馬には9馬身差。ただ、今回は約2カ月ぶりの実戦という点が気にかかる。

ミュークマロン 新馬戦をクビ差で制し、続く前走はJRA認定戦で最後に失速して差のある6着。現状では、底力に不安があるのは否めない。

デスブロー 北海道からの遠征馬。新馬戦はクビ差での辛勝で、その後の2戦は善戦まで。ひと押しに欠ける感は否めないが、距離延長がプラスになる可能性はある。

マイハンプス 北海道からの遠征馬。4戦目にJRA認定戦を制し、続くリリーカップは勝ち馬から差はあったが3着に善戦。今回も相手なりに走れる可能性がありそうだ。

ラティ 7月末の新馬戦を快勝したが、今回はそれ以来の実戦。さらに距離延長で相手強化となるが、高知の永森大智騎手を起用した点は不気味に映る。

ユナチャン 新馬戦は4着だったが、その後はひとつずつ着順を上げて4戦目の前走で初勝利。ただ、ここに入ると力量的に厳しいかもしれない。

そのほか、オンドレースンドレが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
アイルビーゼアは園田での移籍初戦を制している点が魅力で主軸に指名。デスブローはタイプ的に小回りコースが合いそうで、先行粘り込みが期待できる。ラジアントエンティもコース替わりがプラスに出そうで善戦以上が十分。マイハンプスは前走が差のある3着だったが、ここでも相手なりに走れそうだ。ラストスタンドはハイペースの流れになれば出番がありそう。フセノチェリーは休み明けだが、連勝の実績を評価して押さえておく。


園田プリンセスカップ重賞22歳牝馬登録馬の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。