重賞レース直前情報
■2020年09月27日
第22回岩手県知事杯OROカップ(盛岡)

9月27日(日)に盛岡競馬場にて、第22回岩手県知事杯OROカップ(3歳以上・芝1700メートル・16時55分発走予定)が行われます。今年は南関東から3頭、北海道、笠松、兵庫から各1頭が参戦してきました。昨年は単勝4→12→8番人気の順で決まって3連単が150万円を超える配当になりましたが、一昨年は上位人気3頭の決着で3連単が1450円。今年はどのような結果になるのか、メンバー的にもかなりの混戦が予想されます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝、2着1回。一昨年と3年前は1から3番人気が3着までを独占したが、それ以外の3年は9番人気以下が3着以内に1頭入っている。過去5回とも、連対馬は岩手所属馬と他地区の馬の組み合わせ。3走前までに芝1700メートル以下で2着以内に入っていた馬が1頭以上連対。また、3走前までに9着以下があった馬が1頭だけ連対している。外枠優勢の傾向もあり、過去5年の優勝馬はすべて9番から外となっている。

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    出走馬短評
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ブラックバゴ 大井からの遠征馬。JRAの芝中距離で4勝を挙げ、重賞でも善戦歴があるが、一昨年の夏以降は苦戦続き。前走に続く盛岡遠征で、どれだけ前進できるかだろう。

アップクォーク 兵庫からの遠征馬。JRAの芝中距離で5勝を挙げたが、昨春以降は大敗続き。それでも前走は盛岡の芝で圧勝した実績には要注目だ。

ロワアブソリュー JRAの芝で6勝を挙げたが、古馬重賞では苦戦。今春の岩手移籍後はダートで大敗したが、盛岡の芝では2戦2勝と好成績を残している。

メルヴィンカズマ JRAの芝2000メートルで2勝をマーク。岩手初戦の前走は初めてのダートで大敗したが、芝替わりなら巻き返しが見込めそう。ただ、今回の相手は強力だ。

コスモリョウゲツ 昨年のこのレースの覇者だが、それ以降は未勝利。それでも盛岡の芝1600から1700メートルでは8戦とも連対と、適性があるところを見せている。

ランガディア JRAの芝で5勝を挙げ、オープンクラスでは苦戦したが、岩手移籍後はダートで3連勝し、マーキュリーカップJpnIIIでも3着。今回の芝替わりも歓迎だろう。

ロードヴァンドール 川崎からの遠征馬。JRAの芝で4勝し、重賞でも連対歴がある実力馬。前走は盛岡のせきれい賞で2着だったが、今回は休み明け2戦目の前進が見込める。

サンマルティン 浦和からの遠征馬。JRAの芝で6勝したが、一昨年の夏以降は苦戦。南関東で2戦とも大敗したのは仕方ないところだが、現状では芝でも厳しいかもしれない。

フジノロケット 北海道からの遠征馬。2歳時に盛岡のジュニアグランプリを制し、今年はオパールカップ(ダート)で2着、JRA遠征の芝で3着ならば、ここでもチャンスがありそうだ。

ビービーブレスユー 笠松からの遠征馬。JRA時は芝2000メートルで3勝を挙げたが、一昨年からは苦戦続き。前走で久々の勝利を挙げたが、今回の相手は強すぎる。

そのほか、マツリダレーベン、スタークニナガ、エスティームが出走する。

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   レースの狙い
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ランガディアは岩手移籍後が好走続きで、今回は初めての盛岡の芝だが、条件的には歓迎だろう。盛岡の芝で2戦2勝のロワアブソリューにもチャンスあり。前走が圧勝だったアップクォークにも注意が必要だ。フジノロケットも芝適性の高さなら互角以上。コスモリョウゲツはひと押し不足の成績だが、昨年の覇者だけに無視しにくい存在といえる。ロードヴァンドールはこの距離でどうかだが、連下には押さえておきたい存在だ。


岩手県知事杯OROカップ(M1)(リアルオープンの出走表はこちら

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