重賞レース直前情報
■2020年09月29日
第40回白山大賞典JpnIII(金沢)

9月29日(火)に金沢競馬場で、第40回白山大賞典JpnIII(3歳以上・2100メートル・16時25分発走予定)が行われます。JRAからはエルデュクラージュ、ロードゴラッソ、ロードレガリス、ヒストリーメイカー、マスターフェンサーが出走。地方他地区からはリンノレジェンド(北海道)ら4頭が遠征し、地元金沢勢はロンギングルックら3頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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今年は不在だが、過去5年では3歳馬の活躍も目立つ。2019年は2着にデルマルーヴル、3着にノーヴァレンダが食い込み、18年にはグリム、16年にはケイティブレイブが勝利した。古馬との対戦経験は必須ではないが、好走経験があればより上の着順が狙えるだろう。古馬は前走エルムステークスGIII出走馬が有力。同レースはかなりのスピード能力が要求されるので、着順はあまり気にしない方がいい。先行争いに敗れたり、追走に苦労した馬が狙い目。昨年はグリムが同レース7着から巻き返し、連覇を飾った。

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JRA所属馬短評
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エルデュクラージュは東京ダート2100メートルのオープン特別・ブリリアントステークス(リステッド)→スレイプニルステークスを連勝中。ともにマスターフェンサーを下しており、実力的には重賞タイトルに手が届く。問題はコース替わりになるだろう。

ロードゴラッソはアンタレスステークスGIII・8着、エルムステークスGIII・11着と連敗中で、JRAの重賞ではスピード不足が否めないところだ。今回は巻き返してくる可能性が高い。

ロードレガリスは前走平安ステークスGIIIが1番人気で10着と大敗。序盤から進んで行かず、道中は揉まれたせいか勝負どころでは手ごたえがなかった。相手は強かったとはいえ、まったく競馬になっておらず評価が難しい。あらためて見直す必要はあるだろう。

ヒストリーメイカーは前走マーキュリーカップJpnIIIが4着。2走前の平安ステークスGIIIと着順は変わらなかったが、勝ち馬との差は前走の方が大きかった。今回は地方時代に走っていた金沢でのレース。もう少し上位争いに絡むレースをしたいところだ。

マスターフェンサーは前走マーキュリーカップJpnIIIで重賞初制覇。3コーナーから手綱が動き押っつけ通しになったが、外を回って最後の直線に入り、デルマルーヴルとの競り合いに勝利した。長くいい脚を使い、地力をみせた。地方の馬場に適性があり、スタミナもある。連勝の可能性も十分ある。

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地方所属馬短評
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リンノレジェンド(北海道)はトライアルを大差勝ちしているが、7月のマーキュリーカップJpnIIIが7着。その他の馬も実力的に苦しく、厳しい競馬になりそうだ。

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予想のポイント
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ロードレガリスは2走前のアルデバランステークスの勝ちっぷりが強く、前走平安ステークスGIIIはゴールドドリームやオメガパフュームを押さえて1番人気になった。前走の大敗が実力とは思えない。大井で圧勝を続けて中央に戻っており、地方のダートにも適性があるだろう。あらためて注目だ。マスターフェンサーは距離延長は歓迎で、右回りでもしっかりと結果を出したいところ。同馬に連勝中のエルデュクラージュにも注目だ。


白山大賞典(Jpn3)3歳以上オープン(中央・地方全国交流)の出走表はこちら

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