重賞レース直前情報
■2020年10月08日
第17回レディスプレリュードJpnII(大井)

10月8日(木)に大井競馬場で、第17回レディスプレリュードJpnII(3歳以上牝馬・1800メートル・20時10分発走予定)が行われます。JRAからはシネマソングス、マルシュロレーヌ、マドラスチェック、プリンシアコメータ、レーヌブランシュが出走。地方他地区からはアンバラージュ(佐賀)ら2頭が遠征し、地元南関東勢はナムラメルシー(大井)ら9頭が迎え撃ちます。牝馬16頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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JBCレディスクラシックJpnIには、ブリーダーズゴールドカップJpnIII(門別)からこのレースを経て臨むローテーションが一般的。よって、本競走は前走ブリーダーズゴールドカップJpnIII組が中心になる。同レースで3着以内の馬が出走してくれば本命候補だ。2019年は1着アンデスクイーンがこのレースも勝利している。17年1着クイーンマンボも同じようなタイプ。前走芝のローズステークスGIIは12着だったが、2走前にはブリーダーズゴールドカップJpnIIIで2着と好走していた。その他ではスパーキングレディーカップJpnIII(川崎)好走馬も有力。16年2着(同着)のホワイトフーガが該当する。

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JRA所属馬短評
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シネマソングスは前走ブリーダーズゴールドカップJpnIIIが4着。3着以内の馬たちとは少し差はあったが、重賞初挑戦としてはまずまずの結果と言えるかもしれない。

マルシュロレーヌは前走3勝クラスの桜島ステークス(小倉1700メートル)を快勝。ダートは初めてだったが、中団のインで折り合い、最後の直線は外に持ち出されると鋭い瞬発力で一気に差し切った。砂を被っても大丈夫そうだし、ダート馬らしからぬ決め手の鋭さが印象的だ。大井のダートに対応できるかはカギだが、注目すべき新勢力だ。

マドラスチェックは前走ブリーダーズゴールドカップJpnIIIが5着。ハナへ行き主導権を握るも、終始プリンシアコメータに突っつかれる展開だった。久々も響いて息が持たなかったかもしれない。あらためて期待といったところ。

プリンシアコメータはブリーダーズゴールドカップJpnIIIの挑戦3度目にして、前走ようやく勝利を果たした。レディスプレリュードJpnIIも今年が3年連続3回目の出走。2018年は1着、19年は10着と対照的な結果だが、期待を持っていいだろう。

レーヌブランシュは3歳馬。前走ブリーダーズゴールドカップJpnIIIは1番人気で3着と敗れたが、同レースは3歳馬が古馬の洗礼を浴びやすい傾向がある。したがって、悲観する結果ではないし、2着メモリーコウとのタイム差はなかった点は評価したい。次走予定しているであろうJBCレディスクラシックJpnIまで含め、上積みを見込みたい。

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地方所属馬短評
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実績的にはナムラメルシー(大井)に期待だが、3着以内に食い込めるかどうか。

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予想のポイント
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無難に考えればブリーダーズゴールドカップJpnIIIを制したプリンシアコメータが中心だろう。しかし、魅力としては同レース3着レーヌブランシュの上昇度、そして新興勢力であるマルシュロレーヌの方が上。特に後者は前走の勝ちっぷりが見事。モノが違う可能性もある。


レディスプレリュード競走(Jpn2)3上牝馬選定馬重賞の出走表はこちら
 

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