重賞レース直前情報
■2020年10月15日
第23回エーデルワイス賞JpnIII(門別)

10月15日(木)に門別競馬場で、第23回エーデルワイス賞JpnIII(2歳牝馬・1200メートル・20時00分発走予定)が行われます。JRAからはラストリージョ、ホーキーポーキー、マウンテンムスメ、ミコブラックが出走。地方他地区からの遠征はなく、地元北海道勢はソロユニットら12頭が迎え撃ちます。2歳牝馬16頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年で3着以内に好走した15頭中、JRA勢は3頭しかいない。そのうち、2018年2着デンバーテソーロ、16年1着リエノテソーロは1番人気に支持されていた。残る1頭は15年3着のディーズプラネット(6番人気)。ダートは未経験で、前走は札幌2歳ステークスGIIIに出走(10着)していた。つまりJRA勢は1番人気以外はあまり期待しないほうがいい。よって、北海道勢の方が有力で、その取捨が重要になる。基本的にはリリーカップ好走馬が主力。過去5年では、同レースで4着以内だった馬が9頭馬券に絡んでいる。例外は19年1着コーラルツッキーで、7着からの巻き返しだった。

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JRA所属馬短評
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ラストリージョは2戦2勝。デビュー戦は新潟ダート1200メートルを勝ち、次走はすずらん賞を勝った。並の馬ではできない芸当ではあるが、芝向きかもしれない。

ホーキーポーキーは4戦して1、2着各1回。ダートは今回が初めてだ。血統的にはこなしてもまったく不思議はないが、果たしてどうなるか。

マウンテンムスメは3戦1勝。こちらもダートは今回が初めてだ。走ってみないとわからない。

ミコブラックは3戦1勝。2戦目の小倉ダート1700メートルで初勝利を飾り、前走ヤマボウシ賞は4着に終わった。レコード決着とはいえ、勝ち馬からは1秒6離された。敗因は距離ではなく、実力という感じがする。

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地方所属馬短評
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ソロユニット(北海道)は5戦4勝。前走リリーカップは楽に前へ取りつくと、4コーナーでは持ったまま。最後の直線に入ると後続を突き放す一方となり、7馬身差で圧勝した。自身の上がり3ハロンが38秒5と一頭だけモノが違う末脚であり、大きく差がついたのも当然といったところ。

トゥルスウィー(北海道)は3連勝中。前走サファイア特別は先手を奪うと、そのまま押し切り3馬身差で勝利した。勝ち時計の1分13秒9という数字自体は、今年のリリーカップと同じだった。

ブルーカルセドニー(北海道)は前走フローラルカップを優勝。初めてのマイル戦にもしっかりと対応した。2走前のリリーカップでは8着と敗れてしまったが、1200メートルの方が経験豊富。あらためて期待といったところか。

クローリスノキセキ(北海道)は4戦2勝。3走前は2着ブルーカルセドニーに3馬身差をつけて完勝している。前走は芝のすずらん賞で2着。末脚を伸ばし、勝ちに等しい内容だった。

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予想のポイント
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リリーカップを7馬身差で圧勝したソロユニットが中心だろう。スピード能力が抜けており、先行争いが多少激しくなっても動じないメンタルの強さもありそうだ。JRA勢を相手に芝で好走したクローリスノキセキにも注目してみたい。


エーデルワイス賞(Jpn3)2歳牝馬オープンの出走表はこちら
 

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