10月18日(日)に盛岡競馬場にて、第40回若駒賞(2歳・ダート1600メートル・18時10分発走予定)が行われます。今年の出走馬は6頭で、5戦4勝のリュウノシンゲンが大きな注目を集めそう。そのほかの5頭のうち2頭が前走3着以内で、1頭は北海道で勝利を挙げていますが、あとの2頭は未勝利。その点からも、しっかりと買い目を絞って臨むべき一戦だといえるでしょう。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回、3着1回。2から3番人気馬が3着以内に1頭だけ入っている。デビュー戦が芝だった馬が1頭だけ連対しているが、今年は出走馬に該当馬がいない。山本聡哉騎手が5回とも3着以内に入っている。2走前までに2から3着があった馬が1から2頭連対しているデータもある。
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出走馬短評
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シラカミロード 水沢の新馬戦は5着だったが、盛岡では5戦して3着以内が4回と安定。スタート難でも差し脚堅実で、この頭数というのも有利だろう。
リュウセイオジョウ 9月中旬の新馬戦を余裕ある内容で逃げ切り勝ち。今回は一気の距離延長が課題になるが、走りぶりと血統からは対応できそうな感がある。
リュウノシンゲン ここまで5戦して、ダートでは4戦4勝。ビギナーズカップを含めたJRA認定戦で2勝を挙げている実績ならば、ここも通過点とみるべきだろう。
スラストリバーサー 北海道では5戦して、1200メートルの一般戦で勝利。JRA認定戦ではひと押し不足の成績で、岩手移籍後の2戦も大差での敗戦が続いている。
ラフォーレバラン 盛岡のダート1000メートルの新馬戦で2着に入ったが、2戦目以降は勝ち馬から差のある敗戦の連続。その成績で距離延長では、苦戦必至と言わざるをえない。
グランフェデリーゴ ここまで9戦して2着2回、3着1回の成績。5着以内に6回入っているものの、現状では距離延長がプラスになるとは考えにくい。
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レースの狙い
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リュウノシンゲンの実力が断然で、相手探しとみるべき一戦。その筆頭は堅実に差を詰めてくるシラカミロードが妥当だろう。リュウセイオジョウは距離延長にも対応できそうで、善戦以上が見込めそう。あとは少々厳しそうで、スラストリバーサーを3着候補に加えるかどうかというところだろう。
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