重賞レース直前情報
■2020年10月09日
第47回オータムカップ(笠松)

10月9日(金)に笠松競馬場にて、第47回オータムカップ(3歳以上・1900メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年の出走馬は兵庫からの2頭を含む8頭。近走成績が良好という馬ばかりですから、軸になる馬を選択するのは難しいかもしれません。加えて、逃げ先行タイプが1頭だけですから、後続の各馬がどの位置から仕掛けていくのか、その点を含めて展開面の予想が必要となる一戦です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2着1回。勝ち馬はすべて3番人気以内となっている。連対馬はすべて、前走が地方で4着以内または前走がJRAだった。通算6から9勝の馬が1頭だけ連対。乗替わりで臨んだ馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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コスモヴァーズ 兵庫からの遠征馬。JRA時は芝で障害を含む18戦して3着までだったが、兵庫移籍後に10勝。しかし重賞には5回出走して、5着が最高着順となっている。

シャドウチェイサー 笠松からの遠征馬。JRAのダートで4勝を挙げ、南関東を経て笠松に移籍。現在は3連勝中の勢いなら、昨年の3着以上が可能だろう。

スパークルメノウ JRAの芝中距離で1勝し、南関東で2勝を追加するも昨秋以降は苦戦多数。しかし6走前に愛知に移ってからは上々で、現在は4戦連続連対中となっている。

シゲルグリンダイヤ JRA時は未勝利だったが2着5回で10戦とも5着以内。その後南関東では大敗続きだったが、今年6月の笠松移籍後は7戦とも5着以内と復調してきたようだ。

オオエフォーチュン 兵庫からの遠征馬。昨年1月に笠松のゴールドジュニアを制し、兵庫ダービーが3着で、秋の鞍が2着。通算23戦して4着以内が18回という善戦タイプだ。

アリオンダンス JRAと南関東で各1勝を挙げ、5歳春に兵庫に移って、一昨年のこのレースで2着。その後は苦戦多数だったが、笠松移籍後は成績が上向いている。

ドリームスイーブル 3歳時に金沢のMRO金賞を制し、東海地区の重賞では2着4回、4着3回。今春は苦戦続きとなっていたが、最近4戦は上々の結果を残している。

スワーヴノートン JRAのダート短距離と芝中距離で各1勝。笠松での初戦となった前走で2着に入った内容ならば、距離延長での前進が期待できそうだ。

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   レースの狙い
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シャドウチェイサーはメンバー的に単騎逃げが可能で、押し切る可能性が高そう。相手は混戦だが、相手なりに差を詰めてくるオオエフォーチュンを筆頭に取る。スワーヴノートンは地力的に互角以上で首位争いに加わりそう。追い込みタイプのコスモヴァーズも押さえたい。スパークルメノウも差し脚を長く使えるタイプで、上位食い込みに警戒しておきたい。


オータムカップ(SP2)3歳以上・オープンの出走表はこちら

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