重賞レース直前情報
■2020年12月31日
第45回桐花賞(水沢)

12月31日に水沢競馬場にて、第45回桐花賞(3歳以上・2000メートル・15時50分発走予定)が行われます。12頭のうち7頭が、出走予定だった前走が競走取り止めになった影響が気になるところ。その影響は現在も残っていますから、今年も水分たっぷりの馬場が舞台となりそうです。それが苦にならないのはどの馬なのか。上位拮抗の顔ぶれですが、そのあたりの適性が、最終的な差に現れるかもしれません。

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    過去の傾向
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実施されなかった2018年を除く、過去5回の結果をみていく。単勝1番人気馬は2勝、2着3回。3着内馬はすべて単勝4番人気以内で、3番人気馬の3着内率が100%となっている。連対馬はすべて前走が重賞で、前走が一般戦で3着以内に入ったのは、2014年3着のワットロンクンが唯一となっている。ゼッケン5番の馬が5回連続で3着以内に入っているというデータもある。

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    出走馬短評
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センティグレード 今年1月のトウケイニセイ記念を勝ち、4月のA1戦を制したが、それ以降は善戦まで。ただ、水沢では今年のみちの
く大賞典で2着に入るなど安定している。

エンパイアペガサス 3年前の優勝馬で、昨年は2着。今年は5戦1勝の成績だが、北上川大賞典で完勝した内容ならば、引き続き首位争いが狙えそうだ。

グランヴァニーユ 3歳時に川崎で4勝を挙げ、それ以降は苦戦したが、今年10月の岩手初戦を快勝。北上川大賞典は6着だったが、距離短縮で前進したいところだ。

アドマイヤメテオ JRAの芝で2勝を挙げ、昨春の岩手移籍後も2勝。マーキュリーカップJpnIII以外の重賞では6戦とも3から5着という善戦傾向を見せている。

ヒガシウィルウィン 東京ダービー、ジャパンダートダービーJpnIを制した実力馬で、岩手移籍後は4戦3勝。その勢いなら、初の水沢コースも関係ないだろう。

ランガディア JRAの芝で5勝を挙げ、岩手では水沢で重賞を3勝。前走の絆カップは2着だったが、水沢コースに替わるのはプラス材料といえそうだ。

フレッチャビアンカ 今春の岩手転入後は、7戦連続で2着以内。初の古馬混合戦となった北上川大賞典でも2着という内容なら、今回も善戦以上が期待できる。

そのほか、イーグルカザン、エムワンピーコ、ケープフィア、ララフォーナ、アンズビジンが出走する。

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   レースの狙い
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上位拮抗の顔ぶれ。一応の中心には、水沢コースでよさが出そうなランガディアを指名する。ヒガシウィルウィンは初コースだが、先行策から押し切る可能性が十分ある。エンパイアペガサスは水沢で18戦して3着以内が17回という安定感を評価。フレッチャビアンカは相手が強いが、立ち回りひとつで上位争いに加わってきそうだ。堅実に差を詰めてくるセンティグレードが3連勝式の押さえ。


桐花賞(M1)(オルフェーヴル賞)オープンの出走表はこちら

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