重賞レース直前情報
■2021年01月31日
第1回翔雲賞(帯広)

1月31日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第1回翔雲賞(3歳牡馬・18時20分発走予定)が行われます。今年度に新設された明け3歳牡馬の限定重賞には、2歳シーズン二冠目ヤングチャンピオンシップ1から3着馬などフルゲート10頭が参戦。うち6頭が1月17日の3歳A級-1組で対戦していますが、そこで成績がふるわなかった馬もハンデや対戦相手が変わって巻き返しがありそう。3月20日に実施される三冠最終戦・イレネー記念に向けても重要な一戦です。

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    過去の傾向
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出走馬10頭中6頭が出走した1月17日の3歳A級-1組を振り返る。なお2歳シーズンの平場戦は収得賞金70万円につき5キロ加増。同レースの基礎重量は560キロで、ヤングチャンピオンシップ1着アルジャンノオー、2着ネオキングダムが最も多い15キロの賞金ハンデを課され575キロだった。牝馬イオンが逃げたが、障害6番手から伸びたシュトラールが追い込んで勝利。障害を2番手で降りたタカナミが残り10メートル手前で一旦は先頭もゴール線上で一杯になり、イオンに差され3着。以下、ネオキングダム4着、カイセキングオー5着、ジェイスター8着、アルジャンノオーは9着だった。

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    出走馬短評
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タカナミ 十勝産駒特別は9着だったが、続く4戦は3勝、2着1回。前走は初めてA級-1組に出走し、8番人気ながら見せ場十分の3着と好走した。ここもワンチャンスはありそうだ。

カイセキングオー 北見産駒特別を勝利し、ヤングチャンピオンシップではゴール前で先頭に並びかけようとしたところ一杯になって3着。前走3歳A級-1組は5着だったが、力量的に巻き返しは可能だ。

ネオキングダム 釧路産駒特別を勝ち、ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップとも2着は世代上位の実績。前走3歳A級-1組は4着だったが、ハンデが楽になる今回は重賞制覇が期待できる。

ジェイスター 十勝産駒特別を9番人気で制して、ヤングチャンピオンシップでは4着を確保。前走3歳A級-1組は8着でも積極的なレースだったことから警戒が必要だ。

マサタカラ 成績にムラがあるが、6走続けて掲示板内を確保。相手強化に加え、一気の重量増になるが、4走前の2歳A級-3組で見せた決め脚発揮を期待し押さえておく手はありそうだ。

アルジャンノオー ナナカマド賞はトップハンデで終いに伸びを欠いて9着だったが、ヤングチャンピオンシップでは3頭の追い比べを制して勝利。前走3歳A級-1組は9着も、賞金ハンデが5キロに減るここは反撃がある。

シュトラール デビューから3連勝し、ナナカマド賞で4着と善戦。その後はA級-1組で3勝を挙げており、前走のようなしぶとい差し脚を生かせば好勝負が可能だろう。

そのほか、イワキダイヤ、ホクセイジョーカー、ショウリノホシが出走する。

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   レースの狙い
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ネオキングダムは前走4着だったが、賞金ハンデ15キロを課されながら勝ち馬と1秒5差の接戦に持ち込んだのが好印象。ハンデが緩和される今回は勝機十分。アルジャンノオーも同様に前走からハンデ軽減だけに反撃を期待。上記2頭を前走で破ったシュトラールが単穴評価。ヤングチャンピオンシップ3着のカイセキングオーも侮れない。相手強化でも決め脚を生かせばマサタカラにも注意が必要だ。


翔雲賞(BG2)3歳牡馬オープン別定の出走表はこちら

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