重賞レース直前情報
■2021年01月03日
第14回天馬賞(帯広)

1月3日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第14回天馬賞(5歳・16時40分発走予定)が行われます。年明け第2弾のばんえい重賞は、4歳シーズン三冠の最終戦。注目を集めるのは一冠目・柏林賞、二冠目・銀河賞をともに制しているメムロボブサップでしょう。定量のため他馬とハンデ差がつかないのはこの馬に有利に働くはず。勝てば史上初の3歳、4歳両三冠制覇の偉業達成となります。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回。1から3番人気のうち最低2頭は3着以内に入っている。2走前までに2着または3着があった馬が1頭以上連対。前年のドリームエイジカップに出走していた馬が3着以内に1頭入っている。最近3年の連対馬と4年前の1着馬は、柏林賞か銀河賞で連対。昨年と4から5年前の3着馬にも同様の戦歴があり、二冠の上位馬には注目できる。

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    出走馬短評
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メムロボブサップ 2歳二冠、3歳三冠を制し、今季はトップハンデで柏林賞、銀河賞を勝ち、ドリームエイジカップ2着。古馬オープンで勝ち負け続きの戦歴は圧倒的だ。

コマサンエース 重賞初挑戦だった銀河賞は5着でも障害はひと腰でクリアしており、目下5戦連続連対。格下の身で定量戦は厳しいが、金田利貴騎手を起用し10キロ減があるのは魅力だ。

アオノゴッド 柏林賞では障害で膝を折って8着だったが、その後は5勝を挙げ地力強化の印象。乗替わりでも軽視はできない。

インビクタ 柏林賞2着、銀河賞3着だが、ともに障害を早めに越えながら詰めを欠く内容。ここも逃げてどこまでといったところか。

アオノブラック 3歳三冠、4歳二冠はすべてメムロボブサップの2から4着。しかし昨年以降、4歳特別戦では同重量で2度先着しており、やはり相手はこの馬だろう。

ジェイカトレア 黒ユリ賞、ばんえいオークス、そして今季はクインカップを制して世代別の牝馬重賞を全制覇。しかし、牡馬相手の柏林賞が7着では荷が重い。

ジェイエース 定量戦のばんえいダービーの3着馬だが、銀河賞では障害で苦戦して最下位。しかしその後は立て直され、昨年11月から3着以内を外していない。

コマサンブラック 繰り上がり出走だった柏林賞は最下位だったが、調整されて臨んだ銀河賞では4着。定量戦は微妙だが、2連勝中と勢いでは筆頭だ。

そのほか、ギンノダイマオー、サクラドリーマーが出走する。

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   レースの狙い
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重賞7勝メムロボブサップに死角はなく、4歳シーズンも三冠制覇が濃厚だ。4頭出しの金田勇厩舎勢はいずれも魅力があり、筆頭格はアオノブラック。近3走ではメムロボブサップに2勝1敗と勝ち越しており、定量戦でもチャンスは見込める。地力強化がうかがえるコマサンエース、アオノゴッド、コマサンブラックの3頭も3連勝式の相手に押さえたい。


天馬賞(BG1)5歳オープン定量の出走表はこちら

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