重賞レース直前情報
■2021年01月20日
第24回TCK女王盃JpnIII(大井)

1月20日(水)に大井競馬場で、第24回TCK女王盃JpnIII(4歳以上牝馬・1800メートル・16時10分発走予定)が行われます。JRAからはプリンシアコメータ、マルシュロレーヌ、マドラスチェック、ローザノワール、レーヌブランシュが出走。地方他地区からはジェネラルエリア(愛知)が遠征。地元南関東勢はサルサレイア(川崎)ら3頭が迎え撃ちます。牝馬9頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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2014年から16年にかけては1番人気が3連勝を果たした。しかし、その後の4年間では1番人気は勝てていない。前年のJBCレディスクラシックJpnIの3着以内馬が上位人気になるケースが多いが、近年は期待に応えられていない。最近4年の勝ち馬をみると、17年ワンミリオンスは3勝クラスの銀嶺ステークス、18年ミッシングリンクは2勝クラスの平場戦と前走でJRAの条件クラスを勝ったばかりの昇級馬だった。一方、19年ビスカリアは前走3勝クラスの立志ステークス8着、20年マドラスチェックは前走レディスプレリュードJpnIIで8着に敗れていた。好調馬以外も十分警戒したい。また、地元大井の馬にも要注意だ。

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JRA所属馬短評
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プリンシアコメータは大井競馬場で6戦して1勝、2、3着各1回という成績。TCK女王盃JpnIIIは2018年に1番人気で6着と敗れている。地力はあるものの、相性がいい舞台とは言えない。

マルシュロレーヌは前走JBCレディスクラシックJpnIで圧倒的1番人気に支持されたが3着と敗れた。直線で今ひとつ伸び切れず、ファッショニスタとマドラスチェックの一騎打ちに加わることができなかった。2走前のレディスプレリュードJpnIIではマドラスチェックをあっさりと差し切っていただけに案外な結果だった。時計がかかる馬場の経験や適性に課題があるかもしれない。

マドラスチェックは前走JBCレディスクラシックJpnIで2着。ファッショニスタとの激しい競り合いの末、惜しくもアタマ差敗れた。しぶとい伸び脚は今回も期待できそう。本競走連覇がかかる一戦だ。

ローザノワールは前走JBCレディスクラシックJpnIが11着。昇級戦・相手関係を考えると仕方がない結果だが、枠が外すぎた上、スタートで躓いてしまったのも痛かったのは確かだ。主導権を握ることができれば、違うレースになっただろう。

レーヌブランシュは前走JBCレディスクラシックJpnIで5着。1枠スタートだったのでインの中団で脚を溜めていたが、直線で外に持ち出した際に少しロスがあった。それでも最後までしっかりと脚は伸ばしていた。

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地方所属馬短評
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南関東勢は3頭中2頭が昨年のJBCレディスクラシックJpnIに出走していた。サルサレイア(川崎)は10着、マルカンセンサー(大井)は9着だった。今回は相手が少し楽になる分、チャンスは出てくるだろう。実際、マルカンセンサーは19年の本競走で2着と好走している。

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予想のポイント
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実力的にマドラスチェックかマルシュロレーヌかといったところだが、乾燥した馬場状態になりそうなことを考えると前者に分がありそうだ。マルシュロレーヌはダートのキャリアが今回で4戦目とまだ浅く何とも言えないが、前走のレースで課題がみえた。脚抜きがいい馬場だけでなく、力がいる馬場でもパフォーマンスを落とさずこなしていく必要がある。


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