重賞レース直前情報
■2021年01月14日
第26回マイル争覇(名古屋)

1月14日(木)に名古屋競馬場にて、第26回マイル争覇(4歳以上・1600メートル・16時10分発走予定)が行われます。今年は兵庫から1頭の遠征馬が参戦し、そのほかの11頭はすべて愛知所属で、そのなかにはカツゲキキトキトがいます。そのほかにも実績がある馬、好走続きの馬がいるメンバー構成は、上位拮抗と考えていいのかも。その条件でどのように予想を組み立てていくのかが焦点になると考えていいでしょう。

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    過去の傾向
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2回前のマイル争覇は12月に実施されたため除外して、昨年の同レースと、一昨年以前の同時期に実施されたガーネットオープン(5年前は1600メートル、それ以外は1800メートル)を対象に結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回。連対馬はすべて、単勝3番人気以内となっている。前走がダートグレードレース以外の重賞だった馬が1頭だけ連対。2走前が一般戦または特別戦で2着以内だった馬が1頭だけ連対している。1着馬はすべて5から6歳で、2着馬は6から9歳となっている。

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    出走馬短評
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ドラゴンエアル 南関東で重賞を勝ち、昨年も4月に北海道でコスモバルク記念を制したが、それ以降が苦戦続き。愛知移籍後も2戦とも大敗では、ここでの一変は考えにくい。

エイシンハルニレ 昨年は笠松と盛岡で3歳重賞を計3勝したが、秋以降の成績がいまひとつ。先行できなくなっている現状では、今回も厳しい戦いになりそうだ。

ウインハイラント JRA未勝利から兵庫で3勝を挙げ、JRAに戻って1勝をマーク。昨年の愛知移籍後も好走続きで、地方競馬のダートでは16戦15連対と安定している。

ゴールドリング 3歳時に若草賞と東海クイーンカップを制し、昨年の名古屋記念で2着。JRA移籍を経て愛知に戻ってきた前走は大敗したが、地力的に無視しにくい存在だ。

アンタエウス 3歳時に名古屋で重賞を2勝して、昨年のこのレースで5着。その後に移った兵庫では苦戦したが、名古屋競馬場では16戦して3着以内が14回となっている。

マイタイザン 兵庫からの遠征馬。前走の園田金盃は休養明け3戦目で行き脚よく3着に粘って地力を発揮。名古屋では一昨年の梅見月杯を制した実績がある。

カツゲキキトキト 長期休養後に4戦して、前走の名古屋記念で2着と上昇してきた様子。名古屋のマイル戦では6戦して5勝、2着1回だが、2戦連続で中9日という日程は気にかかる。

トリマゴラッキ 古馬混合重賞は今回が初めてだが、通算37戦で3着以内が30回という成績なら相手なりに走れそう。冬のほうが成績良好という感もある。

サンデンバロン 昨年のこのレースの3着馬で、1600メートルでは23戦して3着以内が20回と安定。堅実に差を詰めてくる脚には、ここでも注意が必要だろう。

そのほか、メモリートニック、スパークルメノウ、サウスアメリカンが出走する。

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   レースの狙い
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実績上位の馬がいるが、好位差しの形が取れそうなウインハイラントに期待。アンタエウスも相手なりに走れるタイプで、首位争いが見込めそうだ。カツゲキキトキトは長期休養明け5戦目で、ここでの本領発揮に要警戒。ゴールドリングは再転入初戦の前走が大幅な馬体増で、中9日での一変に注意したい。善戦タイプのトリマゴラッキ、サンデンバロンが3連勝式の押さえ。マイタイザンも地力的に上位だが、メンバー的に3着までとするのが妙味かもしれない。


マイル争覇(SP2)オープンの出走表はこちら

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