重賞レース直前情報
■2021年01月02日
第43回帯広記念(帯広)

1月2日(土)にばんえい帯広競馬場にて、第43回帯広記念(4歳以上・16時05分発走予定)が行われます。年始第1弾のばんえい重賞は、過去5回ではオレノココロ3勝、コウシュハウンカイ2勝。しかし両雄並び立たずで、2頭とも連対を果たしたのは昨年が初でした。ばんえい記念に次ぐ負担重量を課されるだけに、重量経験馬は大一番へ向けて、少しでもよい結果を残したいはず。一方、初挑戦馬にとっては重量への適性を試す舞台といえるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1、2、3着各1回といまいち。毎年5から7番人気が1頭以上3着以内に入っている。過去4年の1着馬は、4、3、1、5番人気で、負担重量は920キロ。過去5年では3年前を除き890キロの馬が1頭だけ2から3着に入っている。連対馬はすべて前年のドリームエイジカップに出走。また、前年の北見記念で4着以内だった馬が1頭以上連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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コウシュハウンカイ 今季重賞2勝は実績上位。帯広記念には5回出走し18年、20年にトップハンデ920キロで勝利。昨年は出走取消明けだったが今年は順調に出走を重ねており、920キロならチャンスはある。

ミノルシャープ 6月の北斗賞で古馬重賞初制覇を飾ると、旭川記念、ばんえいグランプリと重賞3連勝。しかし秋に体重を大きく減らしてからは、ハンデも厳しいが精彩を欠いている。

ソウクンボーイ 昨年2月にオープン特別戦を勝って以降は2度の2着が最高。昨年のこのレースは3着だったが、ほとんどの馬が障害で苦戦しており、恵まれた感が強い。

キタノユウジロウ 5歳シーズンの今季は、7月の旭川記念以降の重賞では4着1回、5着3回。北見記念が850キロで障害ひと腰クリアから1秒5差の惜敗なら初の重量でも穴の資格はある。

シンザンボーイ 過去3回のこのレースでは19年の4着が最高。今季は8月のばんえいグランプリ4着以降は重賞にも出走しておらず強調材料に欠ける。

オレノココロ このレースは16、17、19年と3勝。今季は重賞未勝利だがそのぶん、コウシュハウンカイより10キロ軽い910キロで出走が可能なのは有利だ。

センゴクエース 19年にはこのレース2着からばんえい記念を勝利。昨季はシーズン前半では障害で苦しむシーンが目立ったが、終盤に復活。今年も11月の北見記念4着以降が復調をうかがわせる。

メジロゴーリキ 北見記念では障害をひと腰で越え単勝最低人気を覆す勝利。今回は当時からハンデ差が縮まる点と、初の900キロが気になる。

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   レースの狙い
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オレノココロは今季重賞で2着3回、3着2回と勝ち切れていないが、トップハンデから10キロ軽い重量での出走なら勝機十分。帯広記念4勝目に期待だ。復活したセンゴクエースも首位争いを期待。コウシュハウンカイは昨年トップハンデでこのレースを制しており、仕上げてくれば巻き返せる。キタノユウジロウはひと押しが課題も、3連勝式の相手として挙げておく。


帯広記念(BG1)4歳以上オープン別定の出走表はこちら

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