重賞レース直前情報
■2021年01月02日
第46回金杯(水沢)

1月2日(土)に水沢競馬場にて、第46回金杯(3歳・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年の出走馬9頭のなかで成績的に抜けた存在がいるためか、そのほかの8頭は混戦という印象。12月末は例年のような水が浮く馬場ではありませんでしたが、当日は再び雪が降る予報になっていますから、前に行けるタイプを優先して予想するほうがいいかもしれません。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく(19年は開催取り止め)。1番人気は4勝、3着1回。連対馬はすべて3番人気以内だが、最近3戦は3着に5番人気以下の馬が入っている。連対馬はすべて、前走が4着以内。また、連対馬はすべて、2走前が重賞またはJRA認定戦だった。2走前までに重賞で3着があった馬が1頭だけ連対。3着内馬の組み合わせは、牡馬が2頭で牝馬が1頭となっている。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
ファイントリック 水沢で新馬戦を制し、盛岡でJRA認定戦を勝利。近2走は水沢の重賞でともに3着と、相手なりに走れる傾向を見せている。

ロンギングベイビー 北海道では5戦して、JRA認定戦での2着まで。岩手では移籍初戦を制したが、JRA認定戦と重賞ではいまひとつの結果となっている。

ミズサンフェイム 5月に盛岡で新馬戦を制し、休養明けの3走前以外はすべて3着以内。時計面での課題はあるが、近2走と同じように早め先頭から粘り込みたいところだ。

マツリダジョオー 水沢で初勝利を挙げ、2走前も水沢でJRA認定戦を勝利。前走の寒菊賞は5着だったが、セリ市場で高評価を得ていた馬だけに見直しが必要かもしれない。

グランフォロミー 北海道でJRA認定戦を制し、知床賞に遠征して5着に入り、前走から岩手所属で寒菊賞を2着。移籍2戦目での上積み次第では、逆転の可能性もありそうだ。

リュウノシンゲン ここまで8戦6勝で、2度の3着は芝の若鮎賞と、北海道所属馬に先着された南部駒賞。その成績で地元岩手所属馬限定戦なら、今回も中心視が妥当だろう。

キャッスルベル 北海道では7戦とも差のある敗戦を喫したが、岩手では移籍初戦から3連勝。前走は初のA級戦で4着だったが、単騎逃げからの粘り込みには要警戒だ。

そのほか、スラストリバーサー、エーストビーズが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
リュウノシンゲンは成績的に断然で、今回も相手探しの一戦。その筆頭は寒菊賞2着のグランフォロミーとするのが妥当で、連続2着のミズサンフェイムも押さえておきたい。あとは3着争いの候補と考えて、差し脚があるマツリダジョオー、善戦続くファイントリックまで。絞って臨むべき一戦だろう。

 


金杯(M2)3歳の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。