重賞レース直前情報 |
1月2日(土)に水沢競馬場にて、第46回金杯(3歳・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年の出走馬9頭のなかで成績的に抜けた存在がいるためか、そのほかの8頭は混戦という印象。12月末は例年のような水が浮く馬場ではありませんでしたが、当日は再び雪が降る予報になっていますから、前に行けるタイプを優先して予想するほうがいいかもしれません。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(19年は開催取り止め)。1番人気は4勝、3着1回。連対馬はすべて3番人気以内だが、最近3戦は3着に5番人気以下の馬が入っている。連対馬はすべて、前走が4着以内。また、連対馬はすべて、2走前が重賞またはJRA認定戦だった。2走前までに重賞で3着があった馬が1頭だけ連対。3着内馬の組み合わせは、牡馬が2頭で牝馬が1頭となっている。
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出走馬短評
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ファイントリック 水沢で新馬戦を制し、盛岡でJRA認定戦を勝利。近2走は水沢の重賞でともに3着と、相手なりに走れる傾向を見せている。
ロンギングベイビー 北海道では5戦して、JRA認定戦での2着まで。岩手では移籍初戦を制したが、JRA認定戦と重賞ではいまひとつの結果となっている。
ミズサンフェイム 5月に盛岡で新馬戦を制し、休養明けの3走前以外はすべて3着以内。時計面での課題はあるが、近2走と同じように早め先頭から粘り込みたいところだ。
マツリダジョオー 水沢で初勝利を挙げ、2走前も水沢でJRA認定戦を勝利。前走の寒菊賞は5着だったが、セリ市場で高評価を得ていた馬だけに見直しが必要かもしれない。
グランフォロミー 北海道でJRA認定戦を制し、知床賞に遠征して5着に入り、前走から岩手所属で寒菊賞を2着。移籍2戦目での上積み次第では、逆転の可能性もありそうだ。
リュウノシンゲン ここまで8戦6勝で、2度の3着は芝の若鮎賞と、北海道所属馬に先着された南部駒賞。その成績で地元岩手所属馬限定戦なら、今回も中心視が妥当だろう。
キャッスルベル 北海道では7戦とも差のある敗戦を喫したが、岩手では移籍初戦から3連勝。前走は初のA級戦で4着だったが、単騎逃げからの粘り込みには要警戒だ。
そのほか、スラストリバーサー、エーストビーズが出走する。
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レースの狙い
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リュウノシンゲンは成績的に断然で、今回も相手探しの一戦。その筆頭は寒菊賞2着のグランフォロミーとするのが妥当で、連続2着のミズサンフェイムも押さえておきたい。あとは3着争いの候補と考えて、差し脚があるマツリダジョオー、善戦続くファイントリックまで。絞って臨むべき一戦だろう。
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