重賞レース直前情報
■2021年02月10日
第22回梅見月杯(名古屋)

2月10日(水)に名古屋競馬場にて、第22回梅見月杯(4歳以上・1900メートル・15時45分発走予定)が行われます。【ダートグレード競走以外で、名古屋競馬場で行われる古馬の牡馬牝馬混合重賞】の全制覇を狙うカツゲキキトキトにとっては、大井から4頭、兵庫から1頭の遠征馬が強敵になります。はたしてその条件を凌駕して、大願成就になるのかどうか。そこが大きな注目点になる戦いといえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2着が2回だけと低調。ただし、1から2番人気のどちらかは2着以内に入っている。3着内馬はすべて、前走が重賞に出走していたか、それ以外で連対。連対馬はすべて、前走が1600から1870メートルだった。2から4走前に1800から1900メートルの重賞で2から3着に入っていた馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。

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    出走馬短評
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カツゲキキトキト 1年の休養から復帰してから徐々に成績を上げ、5戦目の前走でマイル争覇を勝利。名古屋の1900メートルで7戦5勝という成績なら、引き続き首位争いが可能だろう。

タガノディグオ 兵庫からの遠征馬。JRA時に兵庫チャンピオンシップJpnIIを含む4勝を挙げたが、最近2年は大敗多数。それでも地力的には侮れない存在といえる。

トリマゴラッキ ここまで38戦して3着以内が31回と安定した成績で、前走のマイル争覇も2着に健闘。今回はさらに相手が強くなるが、引き続き善戦できるかもしれない。

スギノグローアップ 大井からの遠征馬。2400メートルの東京記念で4着と3着があり、2600メートルの北國王冠で逃げ切り勝ち。今回も先手を取れれば粘り込みが狙えそうだ。

サンデンバロン 昨年は大敗することもあったが、今年は2戦とも重賞で3着と上々の成績。相手なりに走れるのが長所で、昨年のこのレースの2着馬という点を含めて侮れない。

キーグラウンド JRAのダート中距離で4勝を挙げ、2018年の名古屋大賞典JpnIIIで3着。それ以後は大敗が続いたが、名古屋移籍後は3戦2勝と復活した感がある。

ウインハイラント JRAから兵庫に移って3勝を挙げ、JRAに戻って芝で1勝。名古屋移籍後は、笠松の東海ゴールドカップを制したが、名古屋の重賞では2回とも苦戦している。

アングライフェン 大井からの遠征馬。JRA時に7勝を挙げ、一昨年の名古屋グランプリJpnIIと昨年の名古屋大賞典JpnIIIで2着。その実績なら今回は勝機だろう。

ポルタディソーニ 3年前と昨年のこのレースの優勝馬だが、昨秋以降は苦戦続き。前走は久々に勝利を挙げたが、今年のメンバーでは厳しい戦いが予想される。

ノーブルサターン 大井からの遠征馬。JRAのダート中距離で4勝を挙げ、一昨年のマーキュリーカップJpnIIIで2着。最近の成績はいまひとつだが、4走前の東海菊花賞3着は無視しにくい。

そのほか、ドリームスイーブル、ナイトオブナイツが出走する。

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   レースの狙い
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アングライフェンは名古屋のダートグレードで2着2回と実績上位で、地方馬同士の戦いなら一枚上とみてよさそう。カツゲキキトキトも地力上位で、ここでも首位争いになりそうだ。ノーブルサターンは中1週での遠征になるが、流れひとつで善戦以上がありそう。スギノグローアップはメンバー的に単騎逃げが狙えそうで、粘り込む可能性に警戒しておく。相手なりに走れるトリマゴラッキ、サンデンバロンが3連勝式の穴。


梅見月杯(SP1)オープンの出走表はこちら

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