重賞レース直前情報
■2021年02月07日
第31回ヒロインズカップ(帯広)

2月7日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第31回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18時25分発走予定)が行われます。19年からBG1に昇格した古馬の女王決定戦。10頭中5頭が昨年と同じ顔ぶれで、勝ち馬アフロディーテは参戦していますが、春の女王決定戦・カーネーションカップを勝ったナカゼンガキタは不在となっています。オープン馬には賞金ハンデが課されることで、重量差は最大50キロ。ほとんどの馬にとって初の負担重量となるだけに、各馬の高重量への適性推理が重要な一戦と言えるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1、2着各1回だが、2番人気は2勝、2着2回、3着1回とすべて3着以内に入っている。前年のレディースカップで4着以内に入った馬が1頭以上連対しており、同レースに不出走で馬券に絡んだのは4、5年前の3着馬のみ。また、近2走で連対があった馬が1頭だけ連対しているというデータもある。

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    出走馬短評
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シンエイボブ 昨年のこのレースは6着だったが、今季はカーネーションカップ4着で、レディースカップを快勝。オープン馬として挑む今年は初の800キロだが、牝馬同士ならチャンスはある。

サクラユウシュン レディースカップではB1と格下ながら5着と善戦。A2初戦の前走は増量でも末脚を生かし3着と善戦したが、今回はさらに40キロ重い760キロが課題になる。

ジェイカトレア 2歳の黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスに続き、4歳のクインカップも制した明け5歳世代の絶対女王。その後は一気にクラスが上がったため大敗が多いが、初の770キロでも克服できそうな馬格がある。

ミスタカシマ 一昨年の4歳・柏林賞など世代重賞6勝の実績馬。1番人気で7着だった昨年と同じ800キロだが、今季は岩見沢記念で2着と古馬重賞でも好走しており、雪辱に期待できる。

サンシルクラポピー 5月のカーネーションカップが古馬重賞初挑戦で9着だったが、6戦続けて4着以内と安定感が増している近況。初の780キロでも、2着だったレディースカップでみせた末脚発揮には要警戒だ。

イズミクィーン 昨年のこのレース8着など、重賞では3戦していずれも差のある敗戦。780キロは昨年より10キロ重く、ここでは荷が重そうだ。

フェアリースズ 昨季はB1からスタートし、このレース3着でオープンに昇級。しかし今季はカーネーションカップが8着、レディースカップが6着など差のある敗戦も多い。ただ近2走からは復調気配が感じられる。

アフロディーテ 今季はカーネーションカップ5着以降が大崩れの少ない成績で近5戦で2勝。レディースカップは逃げて4着だったが、昨年より20キロ重くてもこのレース連覇の可能性がある。

そのほか、ジャスミンガール、マオノクイーンが出走する。

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   レースの狙い
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ミスタカシマは昨年のこのレースでは初の800キロで7着だったが、その後810キロの岩見沢記念で2着と好走。今年も800キロなら、重量慣れを見込んで、巻き返しに期待したい。このレース連覇を狙うアフロディーテが相手。サンシルクラポピーは前哨戦ともいえるレディースカップ2着を評価したい。同レースを好位抜け出しで快勝したシンエイボブにもチャンスあり。馬格があるジェイカトレアを3連単の相手として押さえておく。


ヒロインズカップ(BG1)4歳以上牝馬オープン別定の出走表はこちら

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