重賞レース直前情報
■2021年02月24日
第46回 スプリングカップ(名古屋)

2月24日(水)に名古屋競馬場にて、第46回スプリングカップ(3歳・1800メートル・16時25分発走予定)が行われます。5年前にカツゲキキトキトが初めての重賞勝利を挙げた一戦は、駿蹄賞、東海ダービーへとつながる戦い。今年は大井から1頭、兵庫から2頭が参戦してきました。昨年と4年前は3着までが牝馬でしたが、今年は12頭のうち牝馬は4頭だけ。そのあたりを含めて検討したいところです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝、3着1回。一昨年は上位人気3頭が3着までに入ったが、それ以外の年は5から6番人気が3着以内に1頭だけ入っている。3着内馬15頭のうち11頭が牝馬。東海地区以外の所属馬は、一昨年の3着が唯一の好走例となっている。3着内馬はすべて、前走が梅桜賞、重賞2着またはその他のレースで1着のいずれか。連対馬は、キャリア9戦以下と10戦以上の組み合わせになっている。

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    出走馬短評
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ブルースウェード 北海道でJRA認定戦を含む2勝を挙げ、JRA札幌のすずらん賞で勝ち馬から僅差4着と健闘。名古屋初戦の前走は圧勝で、今回の課題は距離だけだろう。

オーゴンノキズナ 北海道では5戦とも8着以下に大敗したが、名古屋移籍後は7戦2勝、2着3回。前走の梅桜賞はクビ差2着と、先行してしぶとく粘る脚を見せた。

ウェイキー 大井からの遠征馬。デビュー2戦目の昨年7月に初勝利を挙げ、その後は9月に3着が2回。力量的には微妙という感はあるが、長期休養明け2戦目の上積みはありそうだ。

ブンブンマル ここまで6戦4勝と安定しており、新春ペガサスカップでは先行押し切りで圧勝。距離延長もプラス材料といえそうで、今回も首位争いが期待できる。

ギリニンジョウ ライデンリーダー記念では好位からの流れ込みで3着に入り、続く前走を勝利と本格化の感も。ただ、今回はひと息入っての転厩初戦という点が課題になる。

ヌーベルアヴニール 唯一の勝利はJRA認定戦だが、時計的に恵まれた感も。通算13戦で5着以内が11回という成績は上々だが、新春ペガサスカップでの大敗は気にかかる。

フーククリスタル ここまで9戦5勝で、ライデンリーダー記念を逃げ切り勝ち。今回は転厩しての今年初戦で、距離延長も課題になるが、先手を取って粘りたいところだ。

スズノスケ 北海道では5戦未勝利だったが、名古屋では移籍初戦から3連勝して、最近2戦も連続で2着。ただ、底力に欠ける感があるだけに、距離延長は微妙かもしれない。

クルゼイロ 兵庫からの遠征馬。北海道では5戦とも2から4着と善戦し、兵庫移籍後も善戦傾向。園田ジュニアカップでは大敗したが、好位差しのかたちが取れれば上位争いに加われる。

シェナキング 兵庫からの遠征馬。初出走戦は大敗したが、その後は9戦して兵庫若駒賞以外は3着以内と安定。今回も差し脚を発揮できれば勝機が考えられそうだ。

そのほか、ユキプロスパー、モズザベストが出走する。

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   レースの狙い
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ブンブンマルは距離延長が歓迎材料で、重賞連勝の可能性が大。シェナキングは差し脚を長く使えるタイプで、今回の条件なら首位争いが可能だろう。オーゴンノキズナは好位づけのかたちが取れれば善戦以上がありそう。ブルースウェードは距離延長が課題だが、先手主張からの粘り込みに警戒しておきたい。クルゼイロは前崩れの展開になれば台頭の余地が出てきそう。フーククリスタルは条件的に微妙だが、競らずに先行できれば残り目も。


スプリングカップ(SP1)3歳オープンの出走表はこちら

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