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第13回兵庫ユースカップ（姫路）

3月4日（木）に姫路競馬場にて、第13回兵庫ユースカップ（3歳・1400メートル・16時05分発走予定）が行われます。今年は愛知から2頭が参戦。当日は天気が良くても、馬場には週明けに降った降雨の影響が残りそうです。今年の姫路競馬は、後方から行くタイプは早めに動かないと間に合わない感がありますが、しかし逃げ先行が有利かというと微妙なところ。この一戦も向正面での動きが激しくなりそうです。

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 　　 過去の傾向
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過去2年の同レースと、それ以前の3月初旬に実施されていた3歳A特別（すべて園田1400メートル）を対象に結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。2走前までに4着または5着がある馬が1頭以上連対している。連対馬はすべて通算2勝以上。「園田ユースカップ」として実施された過去2年は、1番人気が勝ち、2着と3着には6から9番人気が入った。また、その時の連対馬は、2走前が重賞だった馬と特別戦だった馬の組み合わせ。昨年は牝馬が3着以内を独占。その3頭とも、園田クイーンセレクションに出走していた。

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 　　 出走馬短評
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スマイルサルファー　5月の新馬戦を圧勝し、兵庫若駒賞は差のある2着だったが、続くJRA認定戦を勝利。ただ、今回は約4カ月ぶりの実戦という点は気にかかる。

ニジイロ　愛知からの遠征馬。ライデンリーダー記念は折り合いを欠いて大敗したが、前走の兵庫クイーンセレクションは差し切り完勝。その内容なら今回も首位争いが期待できる。

ユナチャン　ここまで10戦して5着以内が9回という成績だが、時計的に劣勢の感。それでも相手なりに走れるタイプだけに、連下の候補として一考できる。

エイシンイナズマ　北海道の一般戦で1勝し、兵庫移籍後は5戦2勝で3着内率100％。JRA条件交流戦でも連続2着と善戦した内容ならば、ここでも首位争いが狙えそうだ。

ドリームキャット　愛知からの遠征馬。北海道では3戦とも大敗したが、愛知移籍後は2勝をマーク。今回も後方からの仕掛けが決まれば、首位争いに加わる可能性が考えられる。

マンテーニャ　初勝利まで6戦を要したが、その後の3戦は上々の成績。ただ、このメンバーに入ると時計的に劣勢という感が否めない。

サラコナン　北海道でJRA認定戦を含む3勝を挙げ、兵庫移籍後は2戦2勝。好位差しの脚質も展開的に合いそうで、ここでも勝機がありそうだ。

スマイルジャスパー　通算8戦して、すべて5着以内という成績。ただ、今回は距離短縮と、前走の梅桜賞で大幅に体重が減ったその反動が心配点だ。

フセノチェリー　新馬戦を勝ち、2戦目のJRA認定戦を制したが、それ以降は4戦とも重賞で4着3回という成績。底力不足でも3連勝式の候補としてなら考えられる。

そのほか、ウォニー、ウインアミティエが出走する。

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  　レースの狙い
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ニジイロは前走で差し脚を長く使ったが、今回のメンバー構成なら先行策でも押し切れそう。兵庫で2戦2勝のサラコナンが強敵だ。差し脚が生かせそうなドリームキャットにも要警戒。ユナチャンは前走がいまひとつでも立ち回りひとつで巻き返す可能性が考えられる。相手なりに走れるエイシンイナズマにも要警戒。流れ込みタイプのフセノチェリー、休み明けでも素質があるスマイルサルファーを3連勝式の候補として挙げておきたい。

兵庫ユースカップ重賞２３歳登録馬の出走表はこちら

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