重賞レース直前情報
■2021年05月04日
第11回コスモバルク記念(門別)

5月4日(祝・火)に門別競馬場にて、第11回コスモバルク記念(3歳以上・外回り1800メートル・20時40分発走予定)が行われます。ホッカイドウ競馬の古馬中距離路線の始点となる重賞は、前年までより1から2週繰り下がっての実施。出走9頭中には近2年の道営記念馬の名前もあり、19年リンノレジェンドは今季初戦を快勝しているのに対し、20年クインズサターンは今年初出走。その他の馬も当日の状態面を考慮して予想する必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は2勝、3着1回。昨年は4→5→6番人気で入ったが、それ以前の4年は4番人気以内の3頭で決着している。2走前までに他地区の重賞かJRAで6着以下だった馬が3着以内に1から3頭入っている。また、前年の道営記念と瑞穂賞でともに4着以内という馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ヤマノファイト 北海道デビューから、南関東で羽田盃や報知オールスターカップを制した実績は上位。しかし前走の報知グランプリカップがスタート直後の直線で騎手が落馬し競走中止だったのは気になる。

ソイカウボーイ 3歳時に園田へ遠征し地方全国交流重賞を勝った実力馬だが、7勝すべてが1400メートル以下で挙げたもの。今季初戦は1800メートルで勝ち馬から1秒9差では、慣れがあっても一変までは厳しいだろう。

クインズサターン JRAでは5勝を挙げたオープン馬で、昨年8月の転入初戦から4連勝で一気に道営記念を制覇。11月の浦和記念JpnII・8着以来だが崩れるシーンは考えにくい。

ステージインパクト 昨年はコスモバルク記念2着から、赤レンガ記念を制覇。今季初戦は9着だったが、大型馬だけに叩いた上積みはありそう。年齢面の割引は必要かもしれないが、宮崎光行騎手に戻るのも歓迎だ。

テーオーフォース JRAで4勝を挙げての転入初戦。昨年2月にはダート2000メートルのオープン(リステッド競走)で5着があり、狙ってみる価値はありそうだ。

リンノレジェンド 3歳時の一昨年に古馬初挑戦で道営記念を勝利。昨年の重賞での勝利は金沢・イヌワシ賞のみだが、今季初戦を叩かれ、太め残りが解消すればチャンスがある。

クラキングス 昨年のこのレースでは不発で4着だったが、昨季終盤2戦や今季初戦のように末脚勝負のタイプ。ここも展開次第で浮上が考えられる。

そのほかに、ハーリーバーリー、マブイーグルが出走する。

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   レースの狙い
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クインズサターンは休み明けになるが、上位人気が予想される馬は昨年の道営記念で完封している。過去5年で負担重量58キロで勝った馬はいないというデータは気になるが、白星スタートに期待したい。リンノレジェンドは大幅な馬体増だった前走を快勝。叩かれたことで素軽さが出れば、スンナリ先行して押し切れる。JRAオープンから転入初戦テーオーフォースは初のナイターなど未知数の面はあるが実力どおりなら好勝負。今季初戦の前走2着クラキングス、再転入初戦ヤマノファイトも3連勝式の相手には必要だろう。


コスモバルク記念〔H2〕(ゴールドシップ一般オープンの出走表はこちら
 

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