重賞レース直前情報
■2021年05月09日
第14回カーネーションカップ(帯広)

5月9日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第14回カーネーションカップ(3歳以上牝馬・20時10分発走予定)が行われます。昨年から重賞に再昇格となった春の古馬牝馬頂上決戦。出走10頭は4歳から9歳で、うち5頭は2月のヒロインズカップで対戦しています。ほか5頭のうち4頭は古馬重賞初参戦でB級のため軽めのハンデですが、オープンやA級からの降級馬も多く、最大40キロという重量差を大きいと見るか、小さいと見るか。当日は雨予報が出ているということも考慮して予想したいところです。

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    過去の傾向
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重賞に格上げされた昨年と、準重賞または特別戦として実施されていたそれ以前の4年の結果からデータをみていく。単勝1番人気が3連勝中だが、それ以前の2年は4着以下で、勝ったのは2、3番人気。毎年5から7番人気が1頭だけ2着か3着に入っている。近2走で5着以下があった馬が1頭以上連対。同年のヒロインズカップで5着以内だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。なお過去3年では前走がB級だった馬が1から2頭馬券絡みしている。

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    出走馬短評
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ミスタカシマ 世代限定重賞で6勝し、昨年はこのレースと岩見沢記念で2着という実績は上位。牝馬では唯一のオープン格付で、トップハンデでも押し切りが期待できる。

ジェイカトレア 2から4歳の牝馬重賞をすべて勝利。2月のチャンピオンカップではハンデ差は大きかったが4着を確保。牝馬同士ではハンデの利は少ないが、牡馬一線級と戦った経験を生かしたい。

ヤマノホシ カーネーションカップには4年連続での出走で、過去3回は3、2、3着。近2年は逃げ粘っており、9歳でも踏ん張り次第で上位食い込みが可能だ。

アフロディーテ 2から4歳の牝馬重賞ではすべてミスタカシマの2着だった。重賞初制覇は一昨年のヒロインズカップで昨年も2着と実力上位。昨季最終出走のオープン特別戦で、ひと腰でまとめていた障害力を生かしたい。

フォルテシモ 昨年のばんえいオークス4着馬。前走B2級から今回が古馬オープン初挑戦だが、最軽量ハンデは魅力だ。

シンエイボブ 12月にレディースカップを勝ちオープンに昇級して以降は未勝利。しかしB1へ降級した今季初戦では追い込んで3着と久々に好走。カーネーションカップでは昨年4着だが、今年は10キロ軽いだけに前進が期待できる。

アバシリルビー 昨年のばんえいオークス馬だが、A級に上がってからは大敗多数。B2級に下がった今季2戦とも差のある敗戦だけに、経験を積む場といえる。

そのほか、ナカゼンダッテ、ペーパンヨシヒメ、マオノクイーンが出走する。

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   レースの狙い
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シンエイボブは昨年のこのレースでは4着だったが、当時よりも10キロ軽い660キロでの参戦は好材料。重賞初制覇に期待する。ミスタカシマは昨年も同じくトップハンデの690キロで2着と牝馬同士なら力は一枚上。実力発揮ならまず勝ち負け。ヒロインズカップで2年連続連対しているアフロディーテも軽視できない。5歳ジェイカトレアは6着だった昨年よりハンデが重いが成長力に期待。最軽量650キロの2頭ではフォルテシモに注意したい。


カーネーションカップ(BG3)3歳以上牝馬オープン別定の出走表はこちら

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