重賞レース直前情報
■2021年05月16日
第21回留守杯日高賞(水沢)

5月16日(日)に水沢競馬場にて、第21回留守杯日高賞(3歳牝馬・1600メートル・18時00分発走予定)が行われます。昨年までは5月の大型連休までに実施されることがほとんどでしたが、今年は昨年より3週間遅い日程となりました。今年の出走馬は北海道から2頭、大井から1頭の遠征馬を含む12頭。そのうち2頭は浦和の桜花賞で上位に入りましたから、グランダム・ジャパンのタイトルを狙っての参戦といえそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝、2着1回。勝ち馬はすべて1から2番人気となっている。遠征馬が1頭だけだった5年前は岩手が3着以内を独占したが、最近4年は他地区の馬が1から2頭連対。昨年の3着以内はすべて遠征馬だったが、それ以外は岩手も健闘している。3から4走前に重賞で3から5着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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セカイノホシ 北海道からの遠征馬。2歳時に門別で3勝し、川崎のローレル賞で2着。その後の3戦は大敗したが北海道復帰後は上々で、今回も逃げ粘りを狙いたいところだ。

ミーアンザミニバー 門別では9戦して4着が最高着順でも、岩手移籍後は5戦3勝。ただ、あやめ賞が6着で、前走が1着でも僅差だった点からは、上位までは見込みにくい。

スマイルミュ 北海道からの遠征馬だが、前走までは船橋所属。門別では新馬戦を勝つもその後は低迷したが、南関東では2勝して桜花賞4着と、成長した感がある。

マナカフナ 門別の一般戦で勝利を挙げ、笠松移籍後は2着2回。岩手移籍初戦のあやめ賞は5着に健闘したが、馬体重がマイナス15キロだった点は心配だ。

ベニスビーチ 門別で7戦目に勝利を挙げ、笠松移籍後はJRA認定戦を2勝して、新春ペガサスカップで2着。岩手初戦のあやめ賞も2着と、堅実に差を詰める脚を見せている。

シャノンアーサー 門別で初勝利まで9戦を要したが、笠松ではJRA認定戦を含めて2勝をマーク。しかし岩手での3戦が善戦までという成績では、上位争いまでは考えにくい。

グロリオーソ 大井からの遠征馬。北海道では9戦1勝でも大崩れが少なく、大井では2勝して桜花賞で2着。前走は先行策から失速したが、この距離ならば首位争いが狙える。

トキノレーヴ 盛岡では5戦して2着1回という成績だったが、水沢では6戦2勝。しかしA級と重賞で大敗した成績からは、ここで強調するのはむずかしい。

ファイントリック 水沢で新馬戦を勝ち、盛岡でJRA認定戦を勝利。重賞に8回出走して、2着1回、3着4回という成績なら、ここでも善戦できる可能性がある。

そのほか、リュウセイオジョウ、リップクリーム、エムワンハルコが出走する。

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   レースの狙い
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グロリオーソは南関東の重賞で善戦した実績は断然で、小回りの水沢コースもタイプ的に合いそう。ベニスビーチは南関東では苦戦したが、前走のあやめ賞で見せた差し脚再現なら首位争いが狙える。先行力があるスマイルミュの粘り込みにも要警戒。セカイノホシは距離延長でも単騎逃げのかたちが取れれば残り目が考えられそうだ。善戦続くファイントリックが連下の押さえ。


留守杯日高賞(M1)(グレーターロンドン3歳牝馬の出走表はこちら

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