重賞レース直前情報
■2021年05月04日
第22回兵庫チャンピオンシップ JpnII(園田)

5月4日(祝・火)に園田競馬場で、第22回兵庫チャンピオンシップJpnII(3歳・1870メートル・16時15分発走予定)が行われます。JRAからはゴッドセレクション、リプレーザ、ランスオブアース、ロードエクレールが出走。地方他地区からの遠征はなく、地元兵庫勢はエイシンヒビキら8頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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第1回(2000年)はミツアキサイレンス(笠松)が勝利し、翌年は地元兵庫のロードバクシンが勝利を飾った。その後は02年インタータイヨウから20年バーナードループまでJRA勢が19連勝中だ。それらの人気内訳は1番人気が11勝、2番人気が5勝、3番人気が2勝、4番人気1勝と非常に堅い傾向となっている。これだけ1番人気が強いということは、ここまで好成績を挙げて評価された馬が力を発揮しやすいということが言える。例えば、過去3年は前走1勝クラスのダート1800メートルで強い勝ち方をしてきた馬が勝利している。前走オープンクラス組は少し評価が難しい。まずは前走伏竜ステークス組が有力だが、掲示板外に敗れていた馬の巻き返しがよくある。18年は3着にキャベンディッシュ(前走伏竜ステークス7着)、20年には2着にダノンファラオ(同6着)が入った。15年1着クロスクリーガー(同1着)のように連勝するパターンもある。

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JRA所属馬短評
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ゴッドセレクションは通算5戦3勝。新馬戦こそ7着と敗れたが、その後は使われつつ良化。前走伏竜ステークスは6番人気ながら3馬身差で完勝した。勝ち時計もかなり優秀だし、内容も評価できる。勝ってジャパンダートダービーJpnIへ向かいたい。

リプレーザは2走前に阪神ダート1400メートルの未勝利戦を勝ったが、前走は阪神芝1200メートルの1勝クラスを勝って連勝した。芝でも鋭い瞬発力を使う一面をみせた。意外性がありまだ掴みづらいタイプだが、園田の1870メートルという舞台ではどうか。

ランスオブアースはダートで4戦2勝。2走前のネモフィラ賞はハナ差の辛勝で勝ち時計も平凡だった。前走伏竜ステークスの結果(10着)も仕方がないところか。

ロードエクレールはダートで3戦2勝。この2勝はいずれも逃げ切りだ。現状では先手を奪えないと苦しそうなので、今回も主導権を握りたいところ。自分の競馬ができればここでも。

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地方所属馬短評
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菊水賞組はエイシンヒビキ(兵庫)の3着が最高。今年のメンバーでは厳しそうだ。

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予想のポイント
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今年も菊水賞の勝ち馬がいないためJRA勢による戦いだろう。中心はゴッドセレクション。今年の伏竜ステークスの勝ち時計は、過去10年のなかでもダントツに価値が高い。もし本競走も勝つことができれば、ジャパンダートダービーJpnIでも有力になるだろう。2着争いは難しいが、ロードエクレールの先行力を買う。


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