重賞レース直前情報
■2021年05月27日
第25回北海道スプリントカップJpnIII(門別)

5月27日(木)に門別競馬場で、第25回北海道スプリントカップJpnIII(3歳以上・1200メートル・20時00分発走予定)が行われます。JRAからはリュウノユキナ、スマートアルタイル、サンライズカラマ、ヒロシゲゴールドが出走。地方他地区からはサンロアノーク(大井)が遠征し、地元北海道勢はメイショウアイアンら9頭が迎え撃ちます。14頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年の単勝1番人気の成績は4勝、2着1回で非常に優秀だ。2016年はダノンレジェンド、17年はニシケンモノノフ、19年はヤマニンアンプリメが勝利しており、これらの馬は同年秋のJBC競走でも勝利を挙げた。出走メンバーのスプリント実績・能力を見比べて、強い馬を素直に狙いたいレースだ。一方で、ベテランの伏兵勢の頑張りも目立つ。18年は10歳のスノードラゴンが5番人気で3着、19年は9歳のメイショウアイアンが8番人気で2着、そして20年は10歳になったメイショウアイアンが6番人気で勝利した。メイショウアイアンはJRAから北海道に移籍した馬。地方勢の食い込みはその他にもあるので注意したい。

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JRA所属馬短評
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リュウノユキナは前走東京スプリントJpnIIIを1番人気に応えて見事に勝利。雨が降る不良馬場のなか先団勢を見ながら進み、残り200メートルで抜け出して重賞初制覇を飾った。安定したレース運びが板につき、3連勝中と充実している。今回は負担重量57キロと他馬よりも重いが、これぐらいは跳ねのけたい。

スマートアルタイルは前走天王山ステークスを勝利してオープンクラス入り。前半600メートル通過が33秒9、レースの後半600メートルが36秒8というハイペースになり、追い込みが炸裂した。展開がはまった感じもあるが連勝中で勢いに乗っているのは確か。重賞でも見劣るということはないだろう。

サンライズカラマは4走前に3勝クラスのアクアラインステークスを勝ち、オープンクラス入りを果たした。しかし、その後は同クラスで3戦走りすべて着外。苦しい結果が続いている。

ヒロシゲゴールドは前走東京スプリントJpnIIIが5着。ベストマッチョらと3頭で競るかたちで先行し、4コーナーではリュウノユキナに被さられて最後の直線に入った。もっと失速してもおかしくない厳しい展開のなか、よく踏ん張ったとみたい。しばらく結果は出ていないが、今回は上位争いが期待できそう。

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地方所属馬短評
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メイショウアイアン(北海道)は19年2着、20年1着と本競走での実績は十分。近走成績は良くないが、まだ見限れないか。

スマートアヴァロン(北海道)は元JRA所属。転入初戦の前走、門別の1200メートル(アドマイヤマーズ・プレミアム)でいきなり勝利した。そこでの着差からはイダペガサス(北海道)あたりとも差がなく、地元の馬場でどこまで踏ん張れるか。

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予想のポイント
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リュウノユキナは東京スプリントJpnIIIでサブノジュニアを下して勝利。秋には大きいところを狙いたいだけに、勢いは途切れさせたくないところ。油断は禁物だが、今回のメンバーならば負けられない。先行力と実績もあるヒロシゲゴールドの復活にも期待。展開が向けばスマートアルタイルの出番も十分ありそう。


北海道スプリントカップ(Jpn3)一般オープンの出走表はこちら
 

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