重賞レース直前情報
■2021年05月13日
第45回北斗盃(門別)

5月13日(木)に門別競馬場にて、第45回北斗盃(3歳・内回り1600メートル・20時40分発走予定)が行われます。かつてはシーズンの開幕週に実施されていた3歳三冠の初戦ですが、3年前に5月へ移ったことで3歳になってからの力関係の比較がしやすくなった感も。しかし舞台となる内回り1600メートルの2歳重賞は1つのみで、慣れないコースへの対応もカギになるでしょう。今年の出走馬はダートグレードウイナー2頭をはじめ、9頭中5頭が3勝以上とハイレベルなメンバーとなっています。

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    過去の傾向
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5月中旬以降に行われるようになった過去3年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝しているが昨年は6着。勝ち馬は通算9から10戦して、2勝以上を挙げており、2着馬は通算8戦以下。連対馬には3走前までに門別以外の競馬場で出走歴があった。なお4走前までに他地区の重賞で連対していた馬がここでも連対というデータもある。

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    出走馬短評
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テイクアターン デビュー3走目のJRA認定戦で初勝利を挙げ、オープン特別戦を2勝し、川崎の2歳オープンも勝利している実力馬。前走初の門別1600メートルで2着に入っているのも心強い。

リーチ JRA認定新馬戦をレース最速の上りで圧勝しているように末脚が武器。続く栄冠賞は3着だったが、イノセントカップ、鎌倉記念と重賞連勝。今季初戦も快勝しており首位争いが十分だ。

ラブミーグッド 8月の一般戦で初勝利を挙げると、続くJRA認定戦を逃げ切って5馬身差の圧勝。金沢シンデレラカップではクビ差2着に粘れたが、この相手関係で逃げを打てるかは疑問符がつく。

シンタロウ 内ラチ沿いを抜け出したJRA認定新馬戦はインパクトがあったが、通算でその1勝のみ。重賞ではワンターンの盛岡・南部駒賞で2着と好走しているが、前走500キロ超の大型馬だけに、小回りのコーナー4回の競馬が合うとは考えにくい。

オタクインパクト デビュー6走目の未勝利戦、続くJRA認定戦とも早め先頭から押し切って連勝。JBC2歳優駿JpnIIIは相手が強かったが、今季初戦は2番手から抜け出し。初の内回りでも近況を評価する手もある。

ソロユニット JRA認定新馬戦は1番人気馬との一騎打ちに敗れたが、2走目からリリーカップ、エーデルワイス賞JpnIIIまで5連勝。大井の東京2歳優駿牝馬は見せ場なしだったが、地元なら6勝の実績がモノをいうかもしれない。

ラッキードリーム JRA認定新馬戦では外から突き抜け、1走おいてJRA認定オープン戦も勝利。JBC2歳優駿JpnIIIで下したトランセンデンスはのちの羽田盃馬だけに、今季初戦だが要注目だ。

そのほか、アウィウィリオ、カツゲキダイリンが出走する。

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   レースの狙い
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リーチは2歳時に地方全国交流の鎌倉記念で直線一気を決めている。今季初戦を勝っているのも好印象で、差し切りが狙える。ラッキードリームはメンバーで唯一、今年初出走だがJBC2歳優駿JpnIIIを制した実績は上位でまず勝ち負け。テイクアターンは内回りコースで連対しており、桑村真明騎手へのスイッチもいいだろう。NARグランプリ2歳最優秀牝馬ソロユニットは距離さえもてばアッサリがあっても驚けない。


北斗盃〔H2〕(フィエールマン賞)3歳オープンの出走表はこちら
 

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