重賞レース直前情報
■2021年05月09日
第46回シアンモア記念(水沢)

5月9日(日)に水沢競馬場にて、第46回シアンモア記念(3歳以上・1600メートル・18時10分発走予定)が行われます。10頭の出走馬には重賞実績がある馬が多くいますが、そのなかの3頭は今季初戦の結果がいまひとつ。はたして今シーズン2走目となるここでしっかりと巻き返してくるのか、そこが予想における最大のポイントといえるでしょう。今後の岩手の古馬重賞戦線を見ていく上でも重要といえる一戦です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(3年前までは盛岡ダート1600メートル)。1番人気馬は3勝しているが、2着と3着がゼロ。2番人気馬が過去5年とも3着以内に入っている。勝ち馬はすべて、前走でも1着。2走前までに3から5着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。前年の桐花賞または白嶺賞で4着以内だった馬が1から2頭連対。最近4年は2走前が岩手以外だった馬が1から2頭連対している。

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    出走馬短評
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ワンライン 北海道から名古屋を経て、昨年末から岩手に移って6戦とも4着以内。今回は相手が一気に上がるが、近走の安定した差し脚には要警戒だ。

タイセイブラスト JRAのダート中距離で1勝し、南関東で6勝。昨春の岩手移籍後は、早池峰スーパースプリントを除いて3着以内をキープしている。

スティンライクビー JRA未勝利から岩手を経て、JRAに戻って3勝をマーク。昨年のこのレースは10着だったが、再転入後に連勝している今年は改めて注目できる。

フェンドオフ JRAのダート中距離で2勝して、南関東で3勝を追加。昨秋の岩手移籍後も善戦続きで、水沢では3戦とも2着以内と安定している。

ヒガシウィルウィン 東京ダービー、ジャパンダートダービーJpnIを制した実績は断然。休み明けの赤松杯は5着だったが、巻き返す可能性は十分ある。

チャイヤプーン 3歳時までに重賞を6勝したが、4歳時と5歳時は笠松での1勝だけ。しかし岩手に戻っての最近2戦は連勝と、調子が戻った感がある。

サンキュー JRAのダートで3勝し、南関東で1勝し、2走前は中8日での姫路遠征で3着に善戦。今回は転入2戦目で、前走以上の成績が期待できる。

エンパイアペガサス 重賞での実績は断然だが、1600メートルは青藍賞連覇の実績はあるものの、タイプ的には短い印象。それでも昨年はハナ差2着という成績だった。

ランガディア 昨年はJRAからの移籍初戦だった赤松杯を圧勝してこのレースに臨み、ハナ差で制覇。しかし昨秋以降は、昨春ほどの勢いがないようだ。

そのほか、エムワンピーコが出走する。

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   レースの狙い
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チャイヤプーンは水沢で7戦7勝の実績で、再転入後の2戦がともに快勝という勢いに注目。サンキューは赤松杯で2着だったが、移籍2戦目の上積みを含めて再度の首位争いに期待ができる。ヒガシウィルウィンは前走の内容がいまひとつだったが、地力があるだけに無視できない存在。水沢コースで安定しているタイセイブラストも善戦以上が狙えそうだ。エンパイアペガサスは距離微妙でも差し脚が届こう可能性は十分。上位拮抗の顔ぶれだけに、この5頭でのボックスが妙味かもしれない。


シアンモア記念(M1)(ディスクリートキオープンの出走表はこちら

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