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第5回佐賀ヴィーナスカップ（佐賀）

5月23日（日）に佐賀競馬場にて、第5回佐賀ヴィーナスカップ（4歳以上牝馬・1400メートル・18時10分発走予定）が行われます。今年は大井から2頭、船橋、川崎から各1頭の南関東勢に加え、名古屋から1頭が参戦。遠征馬5頭のうち4頭が、騎乗経験がある騎手と一緒に臨みます。さらに遠征勢は、佐賀の砂と1400メートルという距離に対応できるかが課題。地元佐賀の人馬は、地元の利をいかしたいところでしょう。

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 　　 過去の傾向
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過去4回の結果をみていく（2年前以前は6から7月に実施）。1番人気は2勝、2着1回だが、昨年は3→4→5番人気の順で入った。3着内馬12頭のうち11頭は4歳または5歳。佐賀所属馬は一昨年に1着、4年前に2着があるが、そのほかの10頭は遠征勢だ。佐賀所属騎手の騎乗馬が3着以内に1から2頭入線している。

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 　　 出走馬短評
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ハッピーハッピー　一昨年のこのレースの勝ち馬だが、昨秋以降は苦戦続き。前走は先行して2着に粘ったが、相手に恵まれた感は否めない。

ロカマドール　川崎からの遠征馬。JRAで芝の新馬戦を勝ち、その後は低迷したが、川崎移籍後は10戦5勝と上々。今回は長距離輸送と好走が少ない右回りが課題になる。

ミスカゴシマ　昨夏に吉野ヶ里記念を制したが、その後は未勝利という状況。地力的には侮れないが、遠征馬が加わるメンバー構成では厳しい感が否めない。

テーオーブルベリー　大井からの遠征馬。長期休養から復帰しての3戦は善戦までだが、重賞での実績は十分。佐賀遠征の経験がある厩舎である点もプラス材料といえるだろう。

シーアフェアリー　名古屋からの遠征馬。JRAでは未勝利だったが、地方では大崩れが少ない成績。ただ、遠征での重賞となると、力量的に苦戦しそうだ。

ゴールドメファ　JRAでは6戦とも大敗したが、佐賀移籍後は21戦連続で連対。今回も好位づけが狙えそうなだけに、地元のアドバンテージをいかしたいところだ。

カラースキーム　大井からの遠征馬。ここまで7戦4勝、2着1回だが、重賞では2回とも2ケタ着順。今回は休み明けが課題だが、先手主張から逃げ切る可能性は考えられる。

アンバラージュ　昨年は成績ひと息でこのレースに臨み、差し脚を披露して4着に善戦。最近3戦は善戦止まりだが、前崩れの展開になれば食い込む余地が出てきそうだ。

アブソルートクイン　半兄に九州ダービー栄城賞馬のキングプライドがいる血統で、母も九州で大活躍。本馬も中長距離が向くようだが、コーナー4回の1400メートルが初めてという点は心配だ。

そのほか、ジャングルキッド、トップレベル、キタカラキタムスメが出走する。

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  　レースの狙い
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テーオーブルベリーは近走ひと息でも実績的に上位で、山口勲騎手を起用できた点もプラス材料。カラースキームは休み明けでもスピード上位で、単騎逃げからの押し切りが考えられそうだ。ロカマドールは右回りでどうかだが、立ち回りひとつで上位争いに加わりそう。ゴールドメファは相手が強力でも、好位で流れに乗れれば善戦の可能性があるだろう。アブソルートクインは距離が微妙だが、前崩れの展開になれば食い込みも。善戦続くアンバラージュも連下の候補として挙げておきたい。 

佐賀ヴィーナスカップ牝馬オープンの出走表はこちら

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