重賞レース直前情報
■2021年05月25日
第5回石川ダービー(金沢)

5月25日(火)に金沢競馬場にて、第5回石川ダービー(3歳・2000メートル・17時35分発走予定)が行われます。出走馬12頭のうち8頭が前走で2着以内に入っているメンバー構成は、これまででもっとも上位拮抗と言ってよさそう。そのなかで注目を集めそうなのは北日本新聞杯を大差で制したアイバンホー。ただ、JRAから移籍してきた2頭を含めて、逆転の可能性も考えつつ予想する必要があるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去4回の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2、3着各1回。3着内馬12頭のうち10頭は単勝4番人気以内で、残り2頭は昨年の3着馬=8番人気と4年前の2着馬=6番人気。その2頭はいずれも、北日本新聞杯で5着以内に入っていた。また、北日本新聞杯で1から2着だった馬が1頭以上3着以内に入線。および、北日本新聞杯で3から5着に入っていた馬のうちの1頭が3着以内に入っている。ここまで通算11から14戦だった馬が1頭以上連対。吉原寛人騎手が4年連続で2着以内に入っている。

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    出走馬短評
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フューリアス ここまで13戦してすべて5着以内に入っているが、重賞では3回とも勝ち馬から1秒以上の差。北日本新聞杯では2着でも、底力に欠ける感は否めない。

エイシンギフト 門別の一般戦で勝利を挙げ、その後は兵庫と高知を経て金沢に移籍。前走は金沢での初勝利だったが、小柄な馬体で5月3戦目という点は心配だ。

エムザックベール 門別でJRA認定戦を制し、金沢では10戦のうち9戦が4着以内。しかし1700メートルでは2回とも勝ち馬から2秒以上差では、距離延長が歓迎とは言いにくい。

アイバンホー 門別で6戦1勝でも3着内率100%で、金沢移籍後は全日本2歳優駿JpnI以外ですべて勝利。過去の内容からも、早め先頭から押し切る可能性が十分にある。

ビルボードクィーン JRAのダート中距離で勝利を挙げ、金沢移籍初戦の前走は出遅れたものの差し切り勝ち。ただ、走り方を見ると、右回りは微妙かもしれない。

サブノタマヒメ 東海クイーンカップは9着だったが、続く前走は金沢デビュー馬限定の牝馬戦とはいえ圧勝。金沢では11戦11連対の実績は十分だが、タイプ的に距離延長は課題だろう。

キラメキビジョン 兼六園ジュニアカップは2着だったが、金沢ヤングチャンピオンと北日本新聞杯は8着。差し脚はあっても、ここで届くシーンは考えにくい。

ネイバーアイランド 門別では初勝利まで9戦を要したが、その後は7戦連続で2着または3着。今回は佐賀からの移籍初戦でもあり、様子見までが妥当だろう。

ヤクモ JRAでは7戦とも勝ち馬から2秒以上差での大敗だったが、金沢移籍後は3戦3勝。しかし時計的には劣勢で、今回の相手も強力だ。

そのほか、ドリームズサークル、ファイナルネイア、ドリップワンが出走する。

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   レースの狙い
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アイバンホーは2戦連続で2着に2秒0の差をつける圧勝で、今回も好位から押し切る可能性が高そう。ビルボードクィーンは移籍初戦の前走快勝も、右回りでどうかという点を含めて対抗までにとどめる。フューリアスは前走が4着だったが、相手なりに走れる面がいきれば善戦以上が十分。地元コースで崩れていないサブノタマヒメも押さえたい。エムザックベールは距離延長が微妙だが、流れ込みに警戒して3連勝式の候補に挙げておく。


石川ダービー(ロジャーバローズ賞)3歳の出走表はこちら

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