null

第59回のじぎく賞（園田）

5月13日（木）に園田競馬場にて、第59回のじぎく賞（3歳牝馬・1700メートル・17時45分発走予定）が行われます。昨年は単勝2番人気に推された大井のテーオーブルベリーが勝ち、2着が11番人気、3着が5番人気で3連単が120万円を超える配当に。今年も12頭が集まりましたが、遠征馬は愛知からの2頭だけになりました。力量の比較は難しいですが、展開の推理も難解というメンバー構成になっています。

 ------------------------------
 　　 過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2着1回、3着1回。2から4番人気馬が3着以内に1頭だけ入っている。また、7番人気以下の馬が3着以内に1頭だけ入っている。連対馬はすべて、前走が重賞か、JRA交流戦で1着。2走前までに重賞で2から4着だった馬が1頭以上連対している（昨年だけ2頭）。6年連続でゼッケン番号が2ケタの馬が1頭だけ連対しているデータもある。

 ------------------------------
 　　 出走馬短評
 ------------------------------
クレモナ　北海道で10戦目に牝馬限定の一般戦を勝ち、兵庫移籍後は7戦とも5着以内。タイプ的に距離延長は微妙だが、相手なりに走れる可能性は考えられる。

パールプレミア　2歳時にJRA認定戦を含む2勝を挙げ、今年は名古屋で若草賞を勝利。園田の重賞では2回とも6着だが、牝馬限定戦で差しに回れば上位争いが可能だろう。

ティーティーエイト　2歳時にJRA認定戦を含む2勝を挙げ、1月の兵庫クイーンセレクションで5着。約3カ月ぶりの前走は差のある3着に敗れたが、馬体回復なら侮れない。

ニジイロ　愛知からの遠征馬。ライデンリーダー記念では大敗したが、その後は3戦連続で遠征し、前走は東海クイーンカップを完勝。今回もイレ込みがなければ勝利が狙える。

ティーズダンキー　愛知からの遠征馬。北海道では10戦1勝の成績だったが、愛知では移籍4戦目に梅桜賞を勝利。ただ、最近2戦は差のある敗戦となっている。

リンガー　デビュー3戦目に勝利を挙げ、約4カ月半ぶりの2走前に牝馬限定戦で勝利。続く前走も差し脚を伸ばして2着に入った内容ならば、ここでも相手なりに走れそうだ。

コトブキアリエス　JRAでは3戦とも大敗したが、兵庫移籍初戦の前走は後方から差を詰めて快勝。今回の相手は強くなるが、タイプ的に距離延長はプラスだろう。

エイシンウィンク　2歳時に北海道でJRA認定戦を含む3勝を挙げ、兵庫移籍後に2勝を追加。ただ、5勝とも逃げ切りか2番手追走という内容からは、距離延長が課題になる。

ミラクルキャッチ　新馬戦は4着だったが、その後は6戦連続で2着以内。最近4戦は逃げても差しても2着という結果なら、今回も善戦する可能性は考えられる。

エールソングス　北海道の一般戦で勝利を挙げるも、その後は大敗続き。兵庫移籍後は3勝したが、姫路での連対率100％に対し、園田では6戦して2着1回といまひとつだ。

スツーカ　北海道の一般戦で1勝し、その後は金沢を経て兵庫に移籍。前走が通算の2勝目という成績だが、兵庫では9戦6連対で、すべて5着以内と安定している。

そのほか、ナットグレースワンが出走する。

 ------------------------------
  　レースの狙い
 ------------------------------
ニジイロは重賞2勝の実績断然で、今回の相手なら首位争いが必至。相手は混戦だが、堅実に差を詰めてくるリンガーを指名する。パールプレミアは菊水賞で失速したが、ここなら再度の中距離でもチャンスがありそう。善戦続くミラクルキャッチにも警戒したい。エイシンウィンクは単騎逃げの形が取れれば残り目も。善戦傾向があるスツーカ、近走ひと息でも地力があるティーズダンキーを連下の穴として挙げておく。

のじぎく賞重賞１３歳牝馬登録馬の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。