重賞レース直前情報 |
6月3日(木)に浦和競馬場で、第25回さきたま杯JpnII(4歳以上・1400メートル・17時45分発走予定)が行われます。JRAからはアルクトス、エアスピネル、ワイドファラオ、ノボバカラが出走。地方他地区からはメイショウオオゼキ(名古屋)が遠征し、地元南関東勢はベストマッチョ(川崎)ら7頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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前走1600メートル以下のダートグレードで善戦していた馬たちの争いとなる。具体的には東京スプリントJpnIII、かきつばた記念JpnIII、かしわ記念JpnIのいずれかで5着以内の馬が有力だ。その中から浦和1400メートルにマッチした馬を選びたい。2020年は前走東京スプリントJpnIIIを勝利していたジャスティンが1番人気で5着に敗れた。その後の本馬の成績からは実力負けではなかったのは明らかだが1200メートルがベストのうえ、差す競馬を強いられたことも響いたはず。前めの位置でレースができないと苦しい。16年1着ソルテ、19年1着ウインムート、20年3着のノブワイルドは逃げて好走。17年1着ホワイトフーガも4コーナーは先頭で通過していた。
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JRA所属馬短評
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アルクトスは前走フェブラリーステークスGIで2番人気に支持されるも9着と敗れた。外めの先団に位置し、手ごたえよく最後の直線に入って伸びかけたが、残り200メートルで急に脚色が悪くなり失速した。現状では1400メートルの方がいいのかもしれない。
エアスピネルは2月のフェブラリーステークスGIで2着と好走。しかし、前走は芝に戻りマイラーズカップGIIに出走(8着)と、難しい使われ方をしている。やはり現状ではダートの方がいいだろう。ただ、東京ではなく初めての浦和がどうでるか。小回りに苦しむ可能性があり、展開もカギになりそうだ。
ワイドファラオは前走かしわ記念JpnIが4着。スタートで少し躓いて先手を取ることができなかったのが痛かったか。4コーナーではカジノフォンテンのスパートについていくのに苦労したが、フェブラリーステークスGIほど大きく失速することはなかった。地方の馬場の方が、粘りが利いて信頼もできる。
ノボバカラは2020年の本競走を7番人気で勝利している。当時のデキは望めないが、実績馬だけに軽視はしないほうがいいだろう。
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地方所属馬短評
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ベストマッチョ(川崎)は前走東京スプリントJpnIIIで厳しい先行争いを演じた。その争いにいたヒロシゲゴールドが次走北海道スプリントカップJpnIIIで1着になっており、本馬の巻き返しも警戒だ。
ハイランドピークは(浦和)はJRAからの転入初戦。実績・実力ともに十分で、水が合えばもうひと花咲かせても不思議はない。
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予想のポイント
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負担重量58キロのアルクトスとワイドファラオが実績・地力ともに上位で、ひとまずは中心になりそうだ。ワイドファラオは好スタートを切ってそのまま押し切りたいところ。アルクトスはハナにはこだわらなくてもいい。1400メートルに距離が短縮されたので、今度は粘りをみせたい。エアスピネルの差し脚、ベストマッチョの巻き返しにも注意。
※浦和競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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